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 1月28日の第4四半期業績発表で開発意向表明(and soon, Blackberry, Mac and iPad)されていたiPad版Kindle。ついに画面が公開され、その機能が明らかにされました。

 AmazonのKindle公式ブログで公表したもので、ページはこちら:

Kindle for Tablet Computers including iPad

 なんですか、この長ったらしい名前は。ここはKindle for iPadとしておきましょう。

 公式ページをざっと訳してみると:

・背景色、フォントサイズを変更可能。アプリの中から輝度変更可。ページめくりのアニメーションも、アニメーションなしの簡素なページめくりもできる
・Whispersync技術により、最後に読んだ場所、しおり、メモ、ハイライトがKindle、Kindleアプリを搭載したPC、Mac、iPhone、BlackBerryで同期される。KindleなしでもOK

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Navarrosect01popover_v215370788_

 あと、この画面から読み取れること:

・画面はカラー写真もあり(Kindleハードウェアと違って)
・一覧モードは、表紙だけのもの(画面のもの)と、表紙+解説の2択
・Whispersyncボタンあり
・一覧のソートあり(「Recent」以外は不明)
・PC/Mac版では、Most Recent、Title、Authorでソート可能なので、そうなる可能性が高い

Kindlemacsort

・購入ページへの誘導「Shop in Kindle Store」が右上にあり
・PC/Mac版、iPhone版はいずれもデフォルトブラウザにジャンプし、アプリ内で購入することができないが、iPad版はどうするだろう。あと、購入サイトがiPadに最適化されているかどうかも気になる
・サンプルに使われた書籍は「Debbie Macomber's Cedar Cove Cookbook (Kindle Edition)」。無料サンプルあり
・これをKindle for Macで見たら、挿絵はカラー表示された
・PC/Mac版Kindleではフォントサイズは10段階、iPhone版では5段階で変更可能だが、iPad版はどうだろう?

Kindlemacfont

・PC/Mac版KindleではWords per Lineをスライダーで変更可能、iPhone版は設定不可
・iPhone版KindleではテキストカラーをBlack、White(白黒反転)、Sepia(背景を薄茶、文字を濃い茶)に変更可能だが、PC/Mac版は変更不可。iPad版はどうなる?

Kindleiphone

・iPad版で新聞の購読ができるかどうかは依然不明
・iPhone版はもちろん、PC/Mac版は見開きレイアウトや段組みには対応していない。iBookアプリでは見開き対応なので、このあたりをKindleはどうするのか?
・PC/Mac版では購入した書籍の一覧画面で、どの程度読んだかが分かるようになっていて便利。これはiPad版でも踏襲されているといいな

Kindlemacprogress

関連記事:
iPad向けKindleアプリ正式発表。iBookStoreと比較すると?
Amazon、iPad向けKindleソフトを発表

koya

 詳しい話は、藤本健さんがAV Watchで書かれる予定なのでそれを楽しみにしていただきたいのですが、昨夜、ボカロPらによるジャズバンド「VOCALOSSANCE」によるライブが昨夜行われ、その様子がUstreamで流されました。

 ライブをUstreamで流すこと自体は珍しくないんですけど、このライブはヤマハのネットセッション技術であるNETDUETTOα版を使ったもので、プレイヤーはそれぞれ別の場所にいて、ネット経由でリアルタイムセッションをするのです。それぞれがおよそ30msくらいのレイテンシーでプレイをする。相手の音はほぼリアルタイムで聴こえて、かなり速いテンポでも自然にプレイできる。だけど部屋にいるのは1人。それを、さらにUstreamで送出することができる。そんなジャズセッションが昨夜行われていたというわけです。

 Ustreamライブ、ニコ生ライブなどの作法として、拍手をテキストメッセージで送るときに、「8888888」(ぱちぱちぱちぱち……)と書くことが多いのですが、それだと味気ないし、プレイヤーはテキストメッセージを常に読んでいるわけじゃないから、観客のリアクションがよくわからない。その問題を解決したのが、VOCALOSSANCEのメンバーであり、このUstreamライブのホストであるちえP。

 Ustreamのチャット(IRC)で流れる「888」という文字列を検知したら拍手のサウンドをトリガーしてUstreamにミックスして流すスクリプトをPythonで書いてしまったのです。以前からSinsy用の変換スクリプトを作るなどプログラミング方面での才能「も」発揮していたちえP。このアイデアと実行力はすばらしい。

 演奏の合間を縫って、拍手の重なり具合を調整したりして、まっこと臨場感のあるネットライブが実現されてしまいました。演奏が終わって「888」、ソロのときにも「888」。期待の曲がかかったときも「888」。「指笛を」というリクエストもありましたが、これはどうでしょう(笑)

 NETDUETTOのUstream放送は絵がないのでちょっと寂しいのですが、それを補ってあまりあるライブ感を、この拍手スクリプトが果たしてくれたと思います。観客のリアクションが音だけで分かるってのが実にいいなあ。

 Web拍手や投げ銭みたいに、自分の拍手ポイントを登録しておいて、8の数だけそれがパフォーマーに贈られるというのはいいかもしれないですね。ジョン・レノンの「宝石をじゃらじゃら」で、実際にお金がプレーヤーに飛んで行くという。今ならできる。

楽器とエフェクターをクラウドに――ヤマハが示す、IT×音楽

koya

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松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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