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« 2010年1月7日

2010年1月8日の投稿

2010年1月9日 »

 AR.Droneって、エアプロフィールにも電脳ペットになるよねってのを考えました。AR.Droneの下部に設置されているカメラは、マーカーや地形を認識して安定飛行する機能があるのですが、たとえば自分の帽子をマーカーにして、自分の上空に常に飛ばしておくというのはどうでしょう。

 自分の3〜5メートル上空に浮かせて、そこからのビューを常にiPhoneにストリーミングで送ることができるわけです。わずか15分ではありますが。

 これって何かに似てない? 電脳コイルに出てくるデンスケ? ちょっと違う。ガンダムのハロ? うーん、近いけどね。

 お、思い出した! エアロスミスだ。といっても、スティブン・タイラーが抜けるの抜けないのといっているロックバンドではなくて、スタンドのほう。

 ジョジョの奇妙な冒険に出てくる「スタンド」のほうです。ナランチャが使う、ラジコン戦闘機型スタンド

「エアロスミス」には自身の攻撃などによる「燃焼」や生物の「呼吸」を探知できる「 二酸化炭素(化学式CO2)のレーダー」が搭載され、その探知状況はナランチャの眼前に現れる「モニター」で見ることができる

 これですよ。レーダーは二酸化炭素じゃなくて、視覚情報を使うんですが、そこから探知している状況は自分の眼前にあるiPhoneのモニターで見ることができる。

 自分とは違う視点からの映像を常に見ることが可能。Parrotの動画で出ているように、相手にミサイルを飛ばしたりすることも、拡張現実的にはできる。

 自分が動けば、AR.Droneエアロスミスもついてくる。敵スタンドが出てきたら、そこに自動的に攻撃を加えるようにしてもおもしろい。レーダー(ビデオカメラ)の到達距離は5〜6メートルだから、そこの間合いはスタンドの本体(人間)がコントロールすればいい。

 複数のAR.Droneオーナー同士が独自の追加能力を持たせたスタンドで戦うようなゲームというのがあったらぜったいうけると思うんだけどなあ。

 だれか、どうですか?

 ところで、開発元であるParrotのCEOに直撃した、EE Timesによるビデオインタビューが掲載されています。ARMチップはカスタムベースだと説明していますね。やはり価格は未定。発売時期は2010年のいつか、と答えています。

Video: Cool gadgets at CES press preview

 Forbesでも「これまででサイコーのiPhoneアクセサリ」ってブログに書いています。軍事転用されるんじゃないか、って危惧してますけど、CEOのSeydoux氏は明確に否定。「AR.Droneはおもちゃだよ」。うーん、カッコイイ。

So has Seydoux been approached by any defense contractors or intelligence agencies? Seydoux is insistent: the AR.Drone is a toy.

Coolest iPhone Accessory, Ever

関連記事:
iPhoneで操縦する超高性能ARヘリ「Parrot AR.Drone」、そのスペックをまとめた
iPhoneから使えるカメラ付き4ローターARヘリコプター「Parrot AR.Drone」が猛烈にほしいんですけど

koya

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松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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