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2009年12月6日の投稿

2009年12月7日 »

 HyperCard、MacPaintの開発者であり、QuickDrawなどMac OSの基礎を作った、あのビル・アトキンソンがiPhoneアプリに参入。しかもその名前が、後ろにCardが付くという絶妙さ。

 その名は「 PhotoCard 」。今は写真家となった彼とHyperCardを見事に結びつけるものですね。

 容量は97.8Mバイト。さっそく買いましたよ(App Storeへのリンク)。

 ビル・アトキンソン自身がデモしています。彼がiPhoneを使っているところを見るだけでもワクワクしますね。

 PhotoCardは単なるグリーティングカード送付アプリではないです。オブジェクトを選んで配置したり、色を変えたりできるところはHyperCardやMacPaintを感じさせるものです。

 実際に作ってみました。ビル・アトキンソン自身が撮影した、非常に美しい風景、植物、空などの画像を表紙に、裏には相手のアドレスや、送りたいメッセージ、グラフィックス(ステッカー)、吹き出しを設定することができます。

 ステッカーや吹き出しは、HyperCardやクリップボードアートをカラーで美しくしたようなイメージで、彼のセンスはそのままですね。これを指定して、場所を選択。フォントは日本語フォントはありませんが、英文ならさまざまなタイプフェースを選択できます。日本語も、ボールド指定とかは可能。

Photocard2


Photocard3

 送り先は、アドレスブックに入っている人に対して複数を設定できます。これがそのままクリスマスカードや年賀状になるわけですね。

 さらに、音声を追加して、ボイスメッセージとして送ることも可能。音声はMP4ファイルとして電子メールに添付されます。

Photocard4

 画像はこんな感じ。

Photocard5

 クリスマスカードも年賀状も、これを使ってみてはいかがでしょうか? 600円。ここで彼を支持して、HyperCardを作ってもらいましょう。まあ、そのままだと無理でしょうけど、新しい何かを生み出してくれそうな気がします。

Photocard1

 そういえば、Mac創世記の盟友、スティーブ・キャップスもiPhone用のゲームアプリを「AliceX」としてリリースしていますね。次はアンディー・ハーツフェルドあたりでしょうか? と思ってさらに調べてみたら、いま彼はGoogleにいるのでした。

Introducing Google News Timeline

 このGoogle News Timelineという技術は、ソフトウェアエンジニアの Andy Hertzfeldが開発した、と書かれています。あの、ハーツフェルドです。彼はiPhone、やらないかなあ。彼が作ったMagic Capsの技術をAndroidに注いだりしないのかしら。

関連記事:
「MacのFinderを作った男」スティーブ・キャップスがiPhoneアプリを! しかもアリス!
新生Google Labs、「似た画像検索」とニュース検索の新機能を発表

koya

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松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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