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 Make: Tokyo Meeting 04で、SugarCape Mobileの左隣に展示されていたものも、同じくiPhoneを使ったもの。画面を見ると、ラブプラスの小早川凛子ちゃんです。これをどうしろと?

Kobayakawa


Arduino


Fan


Skirt


 iPhoneで一世を風靡したアプリにPUFF!というものがあります(App Storeへのリンク)。要するに、息を吹きかけるとスカートがめくれるというプチお色気アプリ。有料アプリではずいぶん長いこと1位を続けていました。いまも人気のはずですし、伊集院光さんがiPhoneを始めるきっかけになったものではないかと思われます。

 この凛子ちゃんアプリは、このPUFF!と似たコンセプトのアプリ。ひらたくいうとスカートめくりなのですが、そこに至る過程がすごいのです。まず、凛子ちゃんの画像があるこのiPhoneアプリは、マイクに息を吹き込むと音が鳴る仕組みとなっていて、その音を、イヤフォンジャックからArduinoボード上のセンサーに入力し、シリアルからBluetoothに送り、そこからMacへ。強く吹けば大きな数値が得られ、Macに接続された送風機が回転し、生み出された風によって、ひざまくらが装着しているスカートがふくらむ。そんな夢のある仕組みです。

 ひざまくらだけだとかなり想像力が必要なので、そこをARによって上半身に凛子のイメージを投影することも考えていたそうですが、時間切れとのこと。妄想力はすごいものですね。いや、ArduinoとiPhoneの連携ももちろんすごいんですけど。

 開発者のもりやひでよしさん(@hm0429)に話を聞き、デモもしてもらいました。

 MTM04会場ではSAL9000という男性と姉ヶ崎寧々さんとの結婚式が行われたようですが(見ていない)、こちらのスカートめくりのほうがよほどMakeらしいと思います。

koya

 Macで動くボーカルシンセ、SugarCapeのiPhone版「SugarCape Mobile」がMake: Tokyo Meeting 04で展示されていました。

Img_0417


Img_0415

 1人モードと、2人でやるモードがあり、2枚目の写真が1人モード(SOLO)。1人の場合には加速度センサーで傾けて音程を変化させ、歌い上げる文字は、「あかさたな」と「あいうえお」の組み合わせで確定します。

 2人モードでは片方がピッチと発音タイミングに専念できる。この場合には、2台のiPhoneが必要。文字を指定する側(CHARACTER)と演奏する側(MELODY)を選択します。この2台間の通信はBluetoothで行う仕組み。

 MELODY側の演奏は、KAOSSILATRやDS-10のように、タップする場所の位置によって音程が変化します。タップしたところは美しいエフェクトがかかります。

 App Storeでの公開も予定しており、無料版もでるそうです。

 これで、ボーカルも含めたiPhoneだけのバンドができるわけです。すばらしい!

 ブースで、作者のsotaさんに話を聞くことができました。簡単なQ & Aでまとめてみます:

Q:SugarCapeのMac版を作ったときからiPhone版は考えていたんですか?

A:実は、iPhone版を作るためにMac版を作ろうと思いました。Mac版がある程度できたので、iPhone版に取り組んだというわけです。

Q:文字入力の部分にフリック入力など、iPhoneネイティブの機能を使わなかったのは?

A:予測変換などのよけいなものが入るので、レイテンシー上、不利だからです。ただ、何文字かをバッファしておいてMELODY側で鳴らすというのは検討していいかも。

Q:現状ではデフォルトの歌声のみのようですが、Mac音ナナなどの利用は可能になるのでしょうか?

A:相手があるものなのでまだ言えませんが、Mac音ナナを作っているMac Fan編集部とは話をしていきたいと思います。

Q:どの程度の価格でのリリースを予定していますか?

A:できればたくさんの人に触ってもらいたいというのと、コミュニティの多大な協力をいただいたので、無料版は出したいと思います。無料はSOLOモードで、2人モードは有料でということはありうるかもしれません。価格については会場でいろいろな意見を聞いているところです。

Q:Mac版SugarCapeの今後の開発方針は?

A:品質の向上はきりがないし、DSPの専門というわけではないので、いまの高速動作というところを殺さない程度にしておきたいと思います。高機能なところは、UTAUもMac版が開発中ということですし。自分の歌声を音源にできる機能は入れたいと思います。

koya

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プロフィール

松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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