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いきなり充実してきた「iPhoneで英辞郎」でレポートしてあった、Pigtail Softwareの英辞郎iPhoneアプリ「ptsEijiro 英辞郎ビューワー」(1800円)と、その評価版である「ptsEijiro 英辞郎ビューワー評価版」(無料)、和英辞書の「ptsWaeijiro 和英辞郎ビューワー」(1000円)がApp Storeで販売されていました。
容量は、それぞれ82.9Mバイト、9.6Mバイト、64.6Mバイトとなっています。評価版はAからBで始まる項目のみですが、それでも23万項目を搭載しているそうです。フルバージョンは英和が200万項目、和英も192万項目という大容量は、翻訳業務には欠かせないものになりそうです。
検索は前方一致のみですが、ヒストリーやジャンプ、ブックマーク(最大100件)といった基本機能は備えています。公開後1年は辞書内容を含めた無料更新を提供するとのこと。
やはり辞書はオフラインで使いたいので、こちらも購入してみました。起動から検索窓に入力可能になるまでには5秒ほどかかりますが、許容範囲です。動作スピードはネットワークを介したiEijiroとは比較になりません。ただ、発音記号など、フォントの表示などはひと工夫ほしいところ。
しかし、iPhoneは電子辞書プラットフォームとしてもかなり充実してきましたね。残念なのはiPhoneがシングルタスクなので、電子メールやSafari、エディタと並行して使えないこと。こればかりはOSのバージョンアップを期待したいものです。
10月8日付bogusnewsの記事、ノーベル物理学賞に南部氏─「禅パワー」など海外での活動で評価、によれば、
スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2008年のノーベル物理学賞を、電撃ネットワークの南部虎弾(なんぶとらた)氏(57)に授与することを決めた
だそうです。しかし、マントル計画を科学忍者隊を組織した功績を讚え、南部孝三郎が受賞したかと思ったとのコメントもありました。
わたしも、「南部博士にノーベル賞、ガッチャマン大喜び」とその偶然にうれしくなったのですが、
これは偶然ではないのでは。
つまり、ガッチャマンの南部孝三郎博士は、実在の南部陽一郎博士へのリスペクトではないか、と考えました。何人か、そう考えている人もいるようです。
「科学忍者隊ガッチャマン」は1972年に放送開始されました。ガッチャマンの南部博士の専門分野は分かりませんが、当時48歳で、国際科学技術庁として、公害やエネルギー問題を「マントル計画」で解決しようとする一方、科学技術の粋を集めた科学技術隊を極秘裏に結成するといった政治的手腕もあります。
最終回に向けては、ニュートリノを使った地球のブラックホール化作戦という、やけに現代的な地球消滅策が出てきます。CERNのLHCが地球を飲み込むようなブラックホールを生み出すというデマが飛び交ったばかりで、それを予見していたかのよう。これは同じくノーベル賞受賞者である小柴博士の研究を思わせますね。
南部陽一郎博士はガッチャマン放映の2年前に米国に帰化しています。SF作家の小隅黎(柴野拓美)氏が考証しているだけあって、このあたりを踏まえた名前やキャラクターが設定されている可能性はあります。このあたりは柴野氏が事実を明らかにしてくれないでしょうか。
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