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AMNブロガー向けイベントで発表されていた、ヤマハのY2 PROJECTに関する発表。シロクマ日報の小林さんがレポートされてて軽く嫉妬。いや、twitterに書かれていたときからくやしくて……(笑)。参加できなかったのは非常に残念ですが、CEATECに行けばみることができるのかな?
webdogのジェット☆ダイスケさんがビデオを公開してくれていたので、そこの部分だけ拝見。
VOCALOIDをWebサービス化するY2プロジェクトは、もともとMacへの対応などを考えてスタートしたと思っていたのですが、今回の講演で、Web APIをオープンするという話が出て、しかも携帯を視野にいれているということなので、これはもうiPhoneで使えるようになると確信しました。
最初のデモのようすから、これはどうせFlashで作られるやつだからiPhoneには乗らないだろうなあ、と思っていたのですが、Web API公開ならば話は別でしょう。iPhone用にアプリを作って、そこにいったん録音した自分の歌をY2 Projectの初音ミクサーバに送り、そこからミク化された自分の歌がアプリケーションに戻ってきて、その歌を聴くことができる、というふうなのは可能になりそうです。
ひとつだけこわいのが、これをauの携帯だけとか、BREWでしかやらないとか、そういうことになっちゃうこと。ケータイ楽器プロジェクトをauとやっているからねえ。
地獄耳な初音ミクみくさんによれば、このサービス名はNetVOCALOIDというらしい。
この技術は Y2 プロジェクトを通して今後社外パートナーに提供されます。
と書かれているので、パートナー企業向けにのみ公開されるっぽいです。VOCALOIDライセンシーのみってことですかね。それとも一般企業やユーザーもオッケーなのかどうか。
ともあれ、はやいとこどこか、iPhoneアプリ開発に手をあげてください。
Sekai Cameraを紹介したエントリーに、かなりのはてブがついてビックリしているところです。このブログで最高だった「初音ミク、JASRACデビュー」をあっさり抜いてしまいました。
iPhoneとARという2つのキーワードが結びついたことも大きいと思うのですが、日本人のまったく知られていないベンチャー企業が海千山千のVC&2.0な連中(ティム・オライリー含む)を相手に渡り合ったところもグっときますね。
でも詳細は凱旋帰国後、ということで、それまではこちらの映像をお楽しみください。
ちょっと違いますか?
実はこれも、携帯電話とARを結びつけたプロジェクト。その名もEnkin「遠近」。外国人2人がプレゼンテーションしていますけど、大阪大学で半年間ロボット工学を研究し、現在はドイツのコブレンツにあるコブレンツ・ランダウ大学在籍しているマックス・ブラウンさんとラファエル・スプリングさん。
日本にいるときにスタートしたこのプロジェクトのサイトには次のように説明されています。
"Enkin" introduces a new handheld navigation concept. It displays location-based content in a unique way that bridges the gap between reality and classic map-like representations. It combines GPS, orientation sensors, 3D graphics, live video, several web services, and a novel user interface into an intuitive and light navigation system for mobile devices.
これもロケーションベースのサービス・デバイスで、GPS、加速度センサー、電子コンパスを用いて自分の位置を取得。そこから見えている場所、実際には見えない場所を、画面上にオーバーレイさせる技術です(PDF形式の論文)。
この動画では、その場所の名前と距離だけですが、ほかの情報を表示させることもできそう。ナビゲーション以外の用途もありそうですね。
デモは、Androidエミュレータを搭載したMacBook Proに、独自開発したというGPS、加速度センサーと電子コンパスを接続しています。将来的にはジャイロも入れて、精度を増したいということです。このあたりは、詳細を明かしていないSekai Cameraよりオープン。たしかに謎なんだよね>Sekai Camera。赤松先生いるし、ブラフじゃあないとは思うけど。
4月28日に、既にYAMADASさんが紹介されていますが、「Sekai Camera」のおかげで再び注目されるかも。Sekai Cameraのようなタギングサービスが可能ならば、Androidでも同様なことができるでしょうね。
・Google Androidを使って現実を拡大するナビゲーションアプリEnkinが面白い(YAMDAS現更新履歴)
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