CloseBox and OpenPod:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) CloseBox and OpenPod

Mac、iPhone、iPod、VOCALOID、DTM、楽器、各種ガジェット、自転車、メディアなどの情報・雑感などなど

« 2008年5月11日

2008年5月12日の投稿

2008年5月13日 »

 今日はヤマハのポータブル電子楽器「TENORI-ON」の発売日ということで、オンラインショップに殺到し混乱している様子がネットから伝わってきました。高額にもかかわらず、けっこう人気あるみたいですね。

 でも、TENORI-ONを買うと決めるためには相当の葛藤があったはず。なぜかというと、似たコンセプトの楽器、KAOSSILATOR、DS-10、そしてiPhone/iPod touchがあって、完全とはいわないまでも近いところまではできるから。

 それじゃあ、この4つの違いってどうなのよ?という疑問に対しては、いちおう全部を触っているので、ヒントみたいなものを出せると思います。

●買ってからすぐに弾ける?

TENORI-ON:初心者は初心者なりの使い方が可能

KAOSSILATOR:非常にお手軽。電源オンですぐに使える。ダイヤルをいじってパッドをグリグリするだけ

DS-10:アナログシンセサイザーについての基礎知識は必須

iPhone/iPod touch:まず普通の人はjailbreakするところで無理

●お値段は?

TENORI-ON:ダントツに高い

KAOSSILATOR:安い

DS-10:ニンテンドーDSを既に持ってるなら最も安い

iPhone/iPod touch:iPod touchならほかの用途(iPodやPDAとして)もあるし、割安

●作った音を残せる?

TENORI-ON:残せる

KAOSSILATOR:電源切ったら終わり

DS-10:残せる

iPhone/iPod touch:残せるものもある(ソフトによる)

●いろんな楽器の音を出せる?

TENORI-ON:おとなしい音を中心にそろっているけどオリジナルを追加もできる

KAOSSILATOR:個性的なサウンドからアナログ楽器のリアルな音までそろっているが追加はできない

DS-10:アナログシンセサイザーの音のみだが、自分で音づくりができ、過激なサウンドもOKだしドラムの音もゼロから作れる

iPhone/iPod touch:パソコンで作ったサウンドは基本的に再生可能(ソフトによる)

●すぐに飽きない?

TENORI-ON:操作方法にもいろいろなバリエーションがあるので、それを覚えるだけで相当の時間が使える。ビョークだって使ってるし

KAOSSILATOR:グリグリするだけなら飽きるかもしれないが、DJの道は深い

DS-10:飽きることはない

iPhone/iPod touch:楽器としては飽きてもiPodとかゲームとかブラウザとかあるし

●歌の伴奏に使える?

TENORI-ON:できないことはない

KAOSSILATOR:単音とか五度でいいのなら……でも無理でしょう

DS-10:可能だけど、メロディーは基本的に2音だけ(裏技が使えるけど)なので、そのときだけM-06とか使ったら?

iPhone/iPod touch:できるが、iPodのカラオケを使ったほうが楽なのでは?

●自分の操作にすぐに反応してくれる?

TENORI-ON:操作にすぐ反応するモードとそうでないモードがある

KAOSSILATOR:操作にすぐ反応するモードとそうでないモードがある

DS-10:音のずれが修正されながら再生されるので、ほんのちょっとだけタイムラグがある

iPhone/iPod touch:リアルタイムの反応のみ

●演奏がヘタなんだけどだいじょうぶ?

TENORI-ON:シーケンサーモードを使えばだいじょうぶ

KAOSSILATOR:ゲートアルペジエイターという機能を使えば、音のずれが修正されながら再生されるのでタイミングはだいじょうぶだし、メロディーもスケールを指定できるから外れた音を出さなくてすむ

DS-10:KAOSSILATORと同じく音のずれが修正されながら再生されるのでタイミングはだいじょうぶだし、メロディーもスケールを指定できるから外れた音を出さなくてすむ

iPhone/iPod touch:ボタンを押すタイミングだけは合わせないといけない

●バンドに合わせて演奏したいんだけど?

TENORI-ON:ビョークも使ってるしだいじょうぶ

KAOSSILATOR:タイミングを合わせるボタンがついているのでその場でテンポが変わってもついていける

DS-10:テンポやキーの変更は可能だけどソフトウェアの操作なので手間取る場合も

iPhone/iPod touch:ソフトによるけど、基本的に手弾きなので、その範囲であればOKだが、リピートするサウンドはテンポ固定のものが多い

関連記事:
TENORI-ONをプチプチしてわかったこと
「紙と鉛筆」でKAOSSILATORの演奏を再現する方法
IMSTA FESTAレポート:KORG DS-10の実物を見てきたよ
iPhoneの「楽器・初音ミク」でブルースをうたってもらった

koya

« 2008年5月11日

2008年5月12日の投稿

2008年5月13日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年2月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    
closebox
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ