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ITジャーナリストのロバート・クリンジリーが1月11日に書いたコラムがけっこう刺激的でした。Appleが次に進めるであろう大型買収は、Adobeになるのでは、というものだからです。
End Game: Why Apple Will Buy Adobe
Appleのこのところの買収は、ほとんどがプロ向けの製品です。Final CutはMacromedia(当時)から、Logicは会社そのものを、また、最近ではFinalTouchというビデオカラーコレクションの製品を買っています。すべてが高機能なプロ製品です。
プロ向けの高機能版「Pro」と、プロシューマー向けの「Express」、そして、コンシューマー向けの「iXXX」ところまで徹底的に使うというのがApple的やり方。
では、次にどういうところに目をつけるかというと、製品ライン的に見事に思惑に合致するのってAdobeではありませんかというのがクリンジリーの論。
買収or合併の相手として考えた場合、DisneyやGoogleでは異業種すぎて無理があるし、TiVoやSunもだめ。しかし、Adobeはブルース・チゼンが予告なしにCEOを辞めたのもアヤシイし、ジョブズはもとから創業者コンビであるジョン・ワーノックとチャールズ・ゲシキと親子のような間柄だから後継を託すというのも考えられる、とクリンジリーは指摘。
そうすればFlashとQuickTimeが統合されてWindows Mediaが太刀打ちできなくなる、というのはたしかに面白いのですが、はてさて。そういや、QuickTimeのFlashサポート問題っていまだいじょうぶなんでしたっけ?
AppleがAdobeを買収するという噂は以前にも何度か出ていますね。たしかに社風も場所も近いし、Mac OS XのイメージングモデルはPDFがベースなわけだし、Display PostScriptの昔から仲の良いジョブズ復帰からはさらにAdobeとの親和性は高まっています。
そういえば、Macworld Expoのテーマは「AIR」だそうで、モスコーニセンターにバナーが飾られているそうです(Ars Technica経由)。
2008 There’s something in the air.
まさか、Adobe AIRってことはないよなあ(笑)
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