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2007年12月2日 » |
いまからちょうど2カ月前、こんなエントリーを書きました。短いので全文転載します。
オルタナティブ・ブロガー吉川さんの初音ミク×集合知まとめ記事がついに登場しました。モジュール化についてはまさにご指摘のとおり。
音楽に関して言えば、バックのMIDIデータや、ボーカル部分だけMIDI化したデータ、VOCALOIDの.vsqデータ、レンダリング済み音声のWAVデータといった部分が分業できるようなシステムがあるとおもしろいかも。
ひょっとしたら、そのあたりの素材を置ける共有スペース、「ニコニコ置き場」みたいなものができたりして。そうすればニコニコ市場との連動もより特化したものになってわりと売れそうな気が。
個人的には、版権フリーの「初音ミク用Daft Punkっぽいバッキングループ集」とか「初音ミク演歌こぶしまわし.vsq」、Poser用モデリングデータとかアニメーションデータがあるとうれしいかな、と。
クリエイター系の人たちの投稿の場って、音楽系、3D系、2D系でそれぞれ固まってしまうものなんですが、初音ミク×ニコニコ動画はそれをかるーく飛び越えてしまっているのが面白くもあり、敷居が一気に高くなってしまったように感じる部分でもあります。そこをさっきの素材置き場とコラボレーター同士のコミュニケーションでなんとかできないかなあと思うのです。
その1カ月後、それとまったく無関係に、2ちゃんねるのDTM板にこんなスレが発生していました。
スレ作成者による個人的なお願い。自分が作って放置していた作品に歌詞と歌をつけてくれないかというというメッセージで始まりました。通常ならば「削除依頼」が書き込まれるのですが、その品質の高さと、才能を持ち寄るというアイデアに賛同者が生まれ、オケ、歌詞、画像といったコラボレーションが生まれていったのです。
既にスレも2つ目。名前を「ボカロ互助会スレ」と改め、専用のWikiも登場しています。そのWikiは、各種データの置き場となっているようで、2カ月前にわたしが「あればいいのに」と考えていたことがはるかにコラボレーティブに「華麗に進化」しています。
各プロジェクトごとに進行状況が書き込まれ、その素材もここからアクセスすることが可能。動画アップ時のルールも決められています。
成果は、ニコニコ動画の「ボカロ互助会」タグで見ることができるはずです。なお、作品はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開されることになっています。
同様のコラボレーションの場は、2ちゃんねる以外でも、たとえばmixiで生まれ、運用されているようです。
やっぱりコラボはいいねえ、ということで、明日は自分のコラボ作品について書きたいと思います。
関連記事:
・初音ミク素材置き場がほしい
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