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2007年11月30日 »

 ブルースで全米デビューしちゃいましたでも書きましたが、日本でもデビューしちゃいました。最近ではゲート・アルペジエイターもちゃんと使えるようになりました。ブルースとか、EL&Pのコピーバンドとかのセッションに呼ばれても大丈夫です(ほんとか?)。

手のひらシンセ「Korg Kaossilator」(動画)

 日本版でも、USと同じくジェット☆ダイスケさんとのツーショット。


§§§


 今週はずーっと自転車出勤だったんで、KAOSSILATOR使えてないんですけどね。

 そういえばむかし、MacUserで、スポーツカーにMacとMIDI音源積んで、ギアチェンジと連動させて音楽を演奏させるという企画をやったことがありました。作家の山川健一さんと、ミュージシャンでデザイナーの氏家さんと。

 KAOSSILATORと自転車を組み合わせて、シフトチェンジやハートレート、ケイデンス(ペダルの回転数)と連動してBPMや音色が変わっていくようになるとおもしろいかも。

 きょうはEXILIMで車載ビデオを撮りながら走ったんですが、そのBGMをKAOSSILATORでリアルタイムで自動演奏させておいて、あとでミックスしてYouTubeにアップする、なんてのもおもしろいかと思いました。

 とりあえず、ペダルが回転するたびにタップボタンに触るようにしておけば、BPMは連動できるかなあ、と考えたり。

関連記事:
手のひらシンセ「Korg Kaossilator」(動画)
ブルースで全米デビューしちゃいました
米国版GIZMODOに掲載されました[webdog]

koya

 既にこの記事で指摘されてしまったのでアレですが、Amazon KindleのライバルとなりそうなプラットフォームとしてニンテンドーDSと並ぶものと書いたのは、電子辞書のことでした。

 Kindleの特徴の1つに、Wikipedia機能を内蔵というのがあります。つまり、電子辞書があることを1つのウリにしているわけです。だったら逆もありではないでしょうか?

 電子辞書というのは、シャープの電子手帳の時代からコンテンツの1つでしたが、ソニーが出していた、8センチCD-ROMの電子辞書ってのもありましたね。もっとも、ソニーは電子辞書からの撤退を余儀なくされてしまいましたが。

 ソリッドステートなメモリをベースにした現在の電子辞書ですが、すでに電子書籍リーダーとしての機能を備えつつあるようです。

ダウンロードコンテンツが扱える“ネットワーク電子辞書”、SIIから

 このSIIのネットワーク電子辞書は、

インターネットを通じて入手して対応する各種eブックやニュース記事を本製品に転送して利用できる。

このソフトはWordやPowerPoint、Acrobatなどのファイルを本製品で扱えるフォーマットに変換するコンバート機能も有している。なお、両製品の付属CD-ROMにはチャールズ・ディケンズの「A Christmas Carol」など50編の英語小説が含まれている。

ということで、オフラインでですが、電子書籍を読む能力を持っているわけです。

 縦書きが表示が可能か、というのはちとわかりません。英語小説を収録ということから、英文のみの機能かもしれません。

 カシオのXD-GW/SW/STシリーズには、コンテンツプラスという機能があります。

 「エクスワードテキストローダー」というソフトを使い、本体の内蔵メモリかSDカードにプレーンテキストファイルを転送し、読むこともできます。青空文庫を使う用例も書かれています。残念ながらWindowsのみ。

 シャープは、自社でSpace Townブックスを展開しており、電子書籍の展開には最も力を入れているようです。読めるのは、シャープの独自フォーマットであるXMDFとプレーンテキスト。こちらは縦書き表示も可能。

 この3社が日本の電子辞書市場をほぼ独占しているわけです。電子書籍の機能については、ちと宣伝が足りない気はしますが、化ける可能性はまだおおいにあると思います。

 そのためには、シャープがSpace Townを開放して、3社共同プラットフォームを作るくらいのことはしたらいいのになあ、と考えるのですが。

 シャープには、その前にPC用ブンコリーダー(XMDFリーダー)のWindows Vista対応(そしてMac対応も)を実現してほしいものです。最新Mebiusにはブンコリーダーじゃなくて、FlipViewerがバンドルされているのが気になります。

関連記事:
Amazon Kindleの本当のライバルは、ニンテンドーDSかもしれない
iPodがAmazon Kindleを駆逐する日
もしもわたしがKindleを作ったなら

koya

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プロフィール

松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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