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すごい楽器なわりに、地味な普及の仕方をしているのは名前が長すぎるせいかなと思う、コルグのKAOSSILATOR(カオシレーター)。
ニックネームでもつけたほうがいいかも。2ちゃんねるのKAOSSILATORスレで、「カオシ」というのがあったけど、それだけだと「カシオ」みたいで間違えやすい(実はわたしもKASSIOLATORとスペルミスしたこともある)ので、「カオシー」あたりどうでしょうね。
それはそうと、こんな雨の日はKAOSSILATORでブルースでも弾いてみるかでやった「KAOSSILATOR Blues」のYouTubeビデオが2000ビュー近くまでいったので、図に乗ってオーバーダブしていくところの動画を作ってみました。
ピンク・フロイドの「狂気」(Wikipedia)の中の1曲、「走り回って」っぽい雰囲気を出そうとしたものですが、ひどいとモノを投げないでください。「隗」の部分なんで……。
カオシーでは8拍(小節ではない)分のオーバーダブを続けていくことができます。それを使って、ドラム、ベース、メロディーなんかをリアルタイムで重ねていくわけで、「KAOSSILATORと初音ミク、出会ってはいけない二人が出会ってしまった」はではそれをフリーに30分くらいかけてやったものを5分にまとめました。
今回は、それをリアルタイムで操作していくところを撮影してみました。ところどころ手で隠れてしまうので操作が見えにくいと思いますが、ごかんべんを。
ここでは、
・テンポ
・音色
・ゲート・アルペジエイター
・ループ・レコーディング
・スケール
をいじっています。順番としては、
・ドラムの音色に変更(P95)
・TAPボタンを連打しておおよそのテンポを決め、ダイヤルで数値を確定(275BPM)
・これを録音
・ゲート・アルペジエイターのモードを変更(G01)。これは、1拍が■□■□■□■□(タタタタ)なリズム
・音色をベースサウンド(B35)に変更
・スケールをマイナーブルーノート(MIB)に変更
・音色がイマイチなので、リードシンセサウンド(L13)に変更
・これを録音
・機械音と風の音が混ざったっぽいノイズ(S60)に音色変更
・パッドを左右に動かしながらこれを録音
・シンセベースの音色(B45)に変更
・ゲート・アルペジエイターのモードを変更(G11)。これは、1拍が■□□□■□■□(タンタタ)なリズム
・あとは適当にお遊び
といったかんじです。
こんなエントリーに影響されて、西海岸からわざわざKAOSSILATORを購入したという話を聞き、勇気づけられました。
なぜかKAOSSILATOR関連の動画はYouTubeにはあるけどニコニコ動画にはぜんぜんない状態。ユーザー層が違うのかな。YouTubeのKAOSSILATORキーワード動画はこちら。
関連記事:
・KAOSSILATORと初音ミク、出会ってはいけない二人が出会ってしまった
・KAOSSILATORが楽しすぎるので新しいMP3プレーヤーを買った
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・こんな雨の日はKAOSSILATORでブルースでも弾いてみるか
・ソロをとれる、最軽量の電子楽器がやってくる
・シンセサイザーをiPhone的に解釈してみたらカオシレーター(KAOSSILATOR)になった
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