CloseBox and OpenPod:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) CloseBox and OpenPod

Mac、iPhone、iPod、VOCALOID、DTM、楽器、各種ガジェット、自転車、メディアなどの情報・雑感などなど

« 2007年11月20日

2007年11月21日の投稿

2007年11月22日 »

 すごい楽器なわりに、地味な普及の仕方をしているのは名前が長すぎるせいかなと思う、コルグのKAOSSILATOR(カオシレーター)。

 ニックネームでもつけたほうがいいかも。2ちゃんねるのKAOSSILATORスレで、「カオシ」というのがあったけど、それだけだと「カシオ」みたいで間違えやすい(実はわたしもKASSIOLATORとスペルミスしたこともある)ので、「カオシー」あたりどうでしょうね。

 それはそうと、こんな雨の日はKAOSSILATORでブルースでも弾いてみるかでやった「KAOSSILATOR Blues」のYouTubeビデオが2000ビュー近くまでいったので、図に乗ってオーバーダブしていくところの動画を作ってみました。

 ピンク・フロイドの「狂気」(Wikipedia)の中の1曲、「走り回って」っぽい雰囲気を出そうとしたものですが、ひどいとモノを投げないでください。「隗」の部分なんで……。

 カオシーでは8拍(小節ではない)分のオーバーダブを続けていくことができます。それを使って、ドラム、ベース、メロディーなんかをリアルタイムで重ねていくわけで、「KAOSSILATORと初音ミク、出会ってはいけない二人が出会ってしまった」はではそれをフリーに30分くらいかけてやったものを5分にまとめました。

 今回は、それをリアルタイムで操作していくところを撮影してみました。ところどころ手で隠れてしまうので操作が見えにくいと思いますが、ごかんべんを。

 ここでは、
・テンポ
・音色
・ゲート・アルペジエイター
・ループ・レコーディング
・スケール

をいじっています。順番としては、

・ドラムの音色に変更(P95)
・TAPボタンを連打しておおよそのテンポを決め、ダイヤルで数値を確定(275BPM)
・これを録音
・ゲート・アルペジエイターのモードを変更(G01)。これは、1拍が■□■□■□■□(タタタタ)なリズム
・音色をベースサウンド(B35)に変更
・スケールをマイナーブルーノート(MIB)に変更
・音色がイマイチなので、リードシンセサウンド(L13)に変更
・これを録音
・機械音と風の音が混ざったっぽいノイズ(S60)に音色変更
・パッドを左右に動かしながらこれを録音
・シンセベースの音色(B45)に変更
・ゲート・アルペジエイターのモードを変更(G11)。これは、1拍が■□□□■□■□(タンタタ)なリズム
・あとは適当にお遊び

といったかんじです。

 こんなエントリーに影響されて、西海岸からわざわざKAOSSILATORを購入したという話を聞き、勇気づけられました。

 なぜかKAOSSILATOR関連の動画はYouTubeにはあるけどニコニコ動画にはぜんぜんない状態。ユーザー層が違うのかな。YouTubeのKAOSSILATORキーワード動画はこちら


関連記事:
KAOSSILATORと初音ミク、出会ってはいけない二人が出会ってしまった
KAOSSILATORが楽しすぎるので新しいMP3プレーヤーを買った
会社に着くまでの1時間、ぼくはソロを弾き続けた
こんな雨の日はKAOSSILATORでブルースでも弾いてみるか
ソロをとれる、最軽量の電子楽器がやってくる
シンセサイザーをiPhone的に解釈してみたらカオシレーター(KAOSSILATOR)になった

koya

« 2007年11月20日

2007年11月21日の投稿

2007年11月22日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年2月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    
closebox
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ