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EMIの新音楽戦略が出ました。すべての楽曲についてDRM撤廃(実際はDRM付きで安いやつも継続)。フォーマットはMP3だけでなく、AAC、WMAも。価格は30セント高い1.29ドルだけど、アルバム価格は据え置き。絶妙なバランス感覚ですな。
1曲ずつ買っていたユーザーがアルバム単位で買うようになれば売り上げはあがるし、1曲ずつ買っても単価が高くなるから利益は増します。海賊行為による売り上げ減が30%以上になるとは思えないので、意外と割のいい商売ではないでしょうか。
音質が2倍で「CD並み」というのなら、別途買い足すという人もいるでしょうし。
実際のところ、DRMがかかってたとしても、ストリーミングキャプチャソフトを使えば音質は悪くなるとはいえMP3に落とせるのは常識なのだから、こうした音質面での訴求の仕方は実に正しいと言えます。
what's my scene? ver.7.0では日本では難しいだろうとの予想をたてていますが、さて、どうなりますやら。
iPod/iTunesウォッチャー必見の書籍「iPodは何を変えたのか?」を読み終えました。
ちょっと冗長な部分があったり、感傷的すぎるところがないわけではないですが、さすがジョブズ本人に何度も取材し、その現場に居合わせているだけあって、さまざまなジョブズおよびその周りのサムライたちの発言を拾っていて読み応えあります。
そして本日は、この書籍の続編が書かれるとすれば必ず入るであろう発表が行われる予定。英EMIがスティーブ・ジョブズをゲストに迎え、記者発表会を行うというのです。
この書籍にも、ジョブズがいかにメジャーレーベルを攻略していったかがかなり詳細に書かれています。ユニバーサルを皮切りに、メジャーのトップを次々に攻略したが、最後まで抵抗したのが米国ソニー(当時)のストリンガー氏(現ソニーCEO)だったそうです。
このあたりのレーベル攻略、アーティストを取り込んでいく様子はさすが現実歪曲空間を駆使しまくっているかんじですね。DRMの条件を当初の3台から5台へと徐々にゆるめさせて、最後にはDRMなしにもってくるという芸当は、ジョブズの力でなければなかなか難しいかも。
で、このEMIのDRMフリー販売にはビートルズの楽曲は含まれるのでしょうか? ビートルズのはもちろん全楽曲持ってるんですが、iTunesで売ってないと、カバーアートを自動的に取得できないんですよ。そのためにもぜひ実現してほしいものです。カバーアートがそろってないと、Apple TV的にはよろしくないんです。
関連記事:
・ITmedia News:[WSJ] EMI、デジタル音楽の「DRM撤廃」発表へ
・「iPodは何を変えたのか?」
昨日のエントリーは4月初日ということで、エイプリルフールネタにしてしまいましたが、実際には極めて真面目にiPhoneがApple TVのリモコンとして使えないものかな、と考えています。さすがにフルスペックのiPhoneだと高すぎるので、携帯機能を省いたものを仮に「iPod rimo」と呼びましょう。
携帯機能を抜いてしまえば、100〜150ドルは下げられますよね。そうすればけっこう売れるのではないでしょうか。Bluetoothを外して、IRをつけるというのもいいかな。
Wi-Fiがあれば、自宅にいる限りはどのマシンからでもiTunesライブラリのストリーミングができます。それをドック付きのステレオセットにおけば、どこであってもそこをiPodのノードにできるというメリットもあります。
機能は、Apple TVを見れば想像つきますよね。サブネット内のほかのマシンにはストリーミングで接続し、同期するマシンとはWi-Fi経由で接続。これで念願のWi-Fi経由の同期が実現することになります。
iPod rimoにWi-Fi機能を付加するとして、Zuneのソーシャルみたいな非実用的なものをつけるとは思えないので、このサブネット内ストリーミングというのが最も可能性が高いものでしょうね。そして、Apple TVのリモコン機能を持たせれば、プラスアルファの魅力になります。自分のマシンに、より自由にアクセスできるようになるわけですから。
Safariを使ってネットにアクセスできればたいていのことはこれで可能になりますし。
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