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2006年2月19日の投稿

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 米国のiTunes Music Storeでは、NASCAR、Sports Illustratedの水着エディションなど、「大人嗜好」のコンテンツが充実してきました。特に、Sports Illustratedのコンテンツなどは、「どこにシャラポワは映ってるの?」と、全8コンテンツをすべて購入する人がいるかもしれませんね。ちなみに、「Behind the Scenes of Swimsuit 2006」にいないのは確認済みです。

 さて、ビデオコンテンツが充実するに従って、iTunesのほうでも機能のマイナー修正が行われています。正確にどこの時点からはわからないのですが、新たに加わっているタグの項目として、「番組」と「シーズン」というものを見つけました。

 複数シーズンにわたる番組、例えばBattlestar Galacticaなどは、Season 2の3エピソードから、番組という項目に「Battlestar Galactica」が追加されています。これまではアーティスト名に「Battlestar Galactica」、アルバム名に「Battlestar Galactica, Season 2」となっており、いかにもとってつけた感がありました。シーズンという項目が加わったのは、1月末頃です(手持ちの購入したビデオから推測)。

 そして、謎の「エピソード番号」というものもついています。これも、トラック番号で管理しなくてすむように、ということなんでしょう。

 シーズン、エピソード番号で管理することにより、テレビ番組がよりうまく管理できるようになるはずです。ただし、以前に購入したコンテンツにはこのタグが付いておらず、追加することもできないのです……。残念なり。

koya

追憶のMacworld 2006/02/19 Mac

 とうの昔に終わったイベント、休刊となった雑誌、もうやめた会社……そんなMac関係者たちが集まったイベント「Macworld Alumni Club」が、金曜日夜、東京某所にて行われました。くわしくはNobiさんのエントリーをご参照下さい。

 Macworld Japan(雑誌のほう)、MacJapan、MACLIFE、MacUser(笑)と、終わった雑誌の編集者が集まるなんて、なかなかないことで、ノスタルジーにひたりつつ、いま話題の会社、人物について思い出話を咲かせたりもしたのです。

 関係者のみなさま、おつかれさまでした。とても楽しませていただきました。そこで仕入れた面白い話はいくつかあるのですが、書けない話も多く、ほとぼりがさめたころにこそっと出してみようと思います。

 ひとつだけ。PC Magazineのコラムニストであるジョン・ドボラック(彼は今はアンチApple、アンチMacの立場だが、わたしがMac雑誌をやっていたころは、彼のコラムを連載していた)の、「AppleはMacを捨ててWindowsを採用する計画だ」という問題のコラム記事は、少し注意深く読んだほうがいい気がしました。

 この中でドボラックは、AppleはMac OSを捨てて、OSの基盤部分にはWindowsを、インタフェース部分にはMac的なアドオンを使って、「使いやすいファンシーなWindows」と「エレガントなPC」を提供することで、PCにおけるシェアを一気に押し上げることができると主張しているのです。

 しかし、スティーブ・ジョブズという人物は、手駒をいくつも持っていたとしても、温存していたほうがいいと思った場合にはそうしておくだけのプランを持っているのだ、という話が、パーティーの中で出てきました。Windowsの仮想マシン、Windowsアプリケーションの動作というのはひょっとしたら、彼の「10年計画」の中にどこかにあるのかもしれません。

koya

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プロフィール

松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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