CloseBox and OpenPod:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) CloseBox and OpenPod

Mac、iPhone、iPod、VOCALOID、DTM、楽器、各種ガジェット、自転車、メディアなどの情報・雑感などなど

« 2006年1月23日

2006年1月25日の投稿

2006年1月27日 »

 2006年はMozart生誕250周年なんだそうで、いろいろと特集やら企画ものやらがでております。そして、オンラインで手に入るきわめつけのボックスセットが1月24日(米国時間)にでました。その名も“Mozart 250”。iTunes Exclusiveであります。ただし、米国iTMSのみ。

 お値段は129.87ドル。4曲オトクな254曲入り。ちょうど、のだめカンタービレも「モーツァルト生誕250周年 姑息に便乗企画」を実施中なので、タイミングもよろしいかと(単行本派の方は少々お待ちを)。

 日本のiTMSでは、このボックスは出ていないので、わずか800円で購入できる、「ザ・ベスト・オブ・モーツァルト」という1枚ものをどうぞ。14曲入り。

 モツアルト(のだめ表記)のボックスセットとしては、100曲入りの「100曲モーツァルト」という10枚組みCDのセットがで売られており、値段はAmazon.co.jpで3000円。非常にオトク感があります。コストパフォーマンスでいったら、これが一番かも。

 高いほうでは、「モーツァルト大全集」が、CDなんと180枚組みで21万4468円というお値段で予約受け付け中。コレハスゴイ。続いて、「Mozart: Complete Works」という英国モノが、170枚組みで、3万9670円。“Mozart 250”に値段が近いところでは、「The Mozart Collection」あたりでしょうか。これは20枚組みで、2万9087円。すべてAmazon.co.jp調べです。

 とりあえず、“Mozart 250”を聴いて、感想でも書いておこうと思ったんですが、30分経って、まだ18曲しかダウンロードできていないので、ぜんぶダウンロードし終わるのは日付が変わるころですかね……。容量などは、あとで追加しておきます。

koya

 ついに買収決定、でスティーブ・ジョブズ氏取締役就任。「危険な買収」で書いたとおり、ディズニー頂上作戦の第一歩です。まあ、社外取締役についてはGapとかで、すでに経験済みなわけですが、今回は個人筆頭株主であり、社内の主要部門であるアニメーションの実権を握るわけですから、全体的にもにらみがきくでしょう。

 で、Appleとして何ができるかというと、短期的にはiTMSへのさらなるビデオコンテンツ供給。とりあえず、ミッキーものの古典的作品あたりからスタートするのではないでしょうか(蒸気船ウィーリーとか)。これをiPodに入れて、適当なスピーカーをつければ、子供を寝かしつけるときの、いいガジェットになる気がします。

 と、ここまで書いていて、iTMSをのぞいてみると、もうあるじゃあないですか(蒸気船ウィリーはありませんが)。ブログ書きを中断して、記事を起こしました。日本のiTMSではPixarも利用できなくなっているのが残念です。ブエナビスタと交渉してその後、ということになるのでしょうか。

 とにかく、デバイスとコンテンツの両方をおさえていることを強みと考えているソニーと真っ向から対決できる土壌ができたわけで、これからの展開が楽しみではあります。

koya

« 2006年1月23日

2006年1月25日の投稿

2006年1月27日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年2月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    
closebox
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ