『ビジネス2.0』の視点:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 『ビジネス2.0』の視点

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2008年5月3日

2008年5月4日の投稿

2008年5月5日 »

少子高齢化が進み、企業における人材難は深刻です。人材難を補うために、海外からの人材を確保する事例も増えてきていますが、まだまだ制度面での課題も多いのが現実です。高齢化社会がさらにすすめば、介護不足は今より厳しい状況となることが予想されます。

これからの人材難を補っていくためには、(ネットワーク)ロボット技術にも期待をしていく必要が出てくるでしょう。「未来のICT(1)--脳情報インターフェイス」に続き、今回は「ユビキタス&ユニバーサルタウン」の分野に位置づけられている「ネットワークロボット技術」を取り上げてみたいと思います。

 

「ネットワークロボット技術」は、

ユビキタスネットワーク技術とロボット技術を融合し、様々なタイプのロボットをネットワークを通じて協調・連携させることにより,単体のロボットではできなかったサービスを実現するための技術である。これにより、人に尋ねる感覚でロボットが案内・誘導を行うなど、ユビキタスネットワーク技術で得られる人や場所などに関する情報を活用した人に優しいロボットサービスが可能となる。

ネットワークロボットのコンセプトは、日本発のアイディアであり、これに触発されて韓国,米国,欧州でも研究開発が始まったが,我が国の研究開発水準は非常に高く海外諸国に対し1~3年以上先行している。

この研究開発の成果を活かしたアプリケーションとしては、ロボットによる生活支援,安心安全,福祉・介護支援が挙げられ、その将来の市場規模は大きく、国内で5.3 兆円(2015 年)、世界で26.3 兆円(2015 年)と予想される。

としています。国内で5.3兆円の市場となれば、それなりに大きな市場と言えるでしょう。

robot

2020年の実用段階においては、

  • 人や環境に応じて対話行動できる人に優しいネットワークロボット技術の確立
  • ロボットが環境や状況に応じたサービスを行う技術の確立
  • 人との衝突回避や、フェイルセイフ機能、転倒した場合の復帰機構の開発

等を目指しています。

 

私たちが高齢者になったとき、もしかしたら、介護ロボットに囲まれて生活をしているのかもしれません。

■関連リンク

ICTの未来(1) --脳情報インターフェイス技術

ICTの未来(2) --ネットワークロボット技術

ICTの未来(3) --コンテンツ信頼分析技術

ICTの未来(4) --感性情報認知・伝達技術


MASAYUKI HAYASHI

« 2008年5月3日

2008年5月4日の投稿

2008年5月5日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
business20
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ