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自分自身のキャリア開発についてもまだまだ貪欲だが、同時に、後輩の支援もしたいと強く思う年代になってしまった。
若かりし頃は横のつながりがありがたいが、キャリアを進めるに連れ、縦のつながりのほうがもっと重要になってくる。
そこで、東大女子学生卒業生の会「さつき会」にて、若手卒業生を対象に、隔月第二金曜日の20:00から予約不要の食事交流会を開催している。
お酒片手に、若手はキャリアやプライベートライフの相談をしたり、先輩たちは今どきの若者の志向を質問したりしている。
「職場にロールモデルがいないんです。」という悩みが若手から出たとき、同窓会のDBが頭の中に入っている私は、ここぞとばかり色々な人を紹介しようとした。
すると、私より上の世代の人が、さらっと「ロールモデルなんていらないじゃない」とおっしゃった。彼女は、はっとして、「そうですね、甘えていますね。なくたってどうにでもなりますね」と言った。
いや、私にはできない素晴らしいアドバイスだ。
もちろんロールモデルがあるにこしたことはないけれど、世間がロールモデルの重要性を騒ぐからって、ないと悩む必要は全くない。
こうやって突き放してあげたほうが、かえって彼女のためになる。
彼女にはロールモデルなくても困難を越えられるだけの力量がある。
こういう骨太コメントを出してくれる先輩と、やる気満々の若手に囲まれる楽しい会なので、今日もいそいそと出かけにいくのである。
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