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翻訳・WEB・キャリアを極める~楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道~

« 2010年2月6日

2010年2月8日の投稿

2010年2月9日 »

皆さんは、プロではない人に通訳を頼んだ経験はないだろうか?
または、友人に頼まれ気軽に通訳を引き受けた経験はないだろうか?

アークコミュニケーションズは通訳サービスも提供しているのだが、プロの通訳サービスを提供する立場になって初めて、プロとそうでない人のサービスの差がどんなところにあるのかよくわかる。

そして、たとえプロでない人に通訳を頼んでも、利用者側の工夫でサービスレベルがあがる余地が多いこともわかった。

自身の経験を思い起こしながら、工夫できるポイントをまとめてみた。

私が中国に駐在していた頃、英語が話せないクライアントに対し(ほとんどがそうだったのだが)、社員で英語が出来るスタッフに通訳させていた。(私の中国語はビジネスには使えないものだった)

例えば私の英語力を日本語に対して85%とすると、中国人スタッフの英語力は中国語に対して60%くらい。となると、85%*60%=51%、つまり私の言いたいことの半分しか伝わらない可能性がある!こういう危機意識をもつと、気をつけるべき事柄が自ずと見えてくる。

①とにかく言葉数を少なく
そもそも逐次通訳を使うと、話す量が倍(自分+通訳、相手+通訳)になるので、話す時間も倍になることを肝に銘じなければいけない。タイムオーバーとならないよう、そして正確に伝わることを第一義として、話の枝葉はカットし、話すボリュームをスリムダウンすることをお奨めする。

②短く区切って言う
プロの通訳なら速記なども駆使して、言ったことを基本的にすべて訳す。しかし、プロでない人は、クライアントが話したことを全部覚えておくこと自体に無理がある。段落で訳してもらわず、1文1文訳してもらうくらいのほうがよい。そうすると上記に書いた、話すボリュームのスリムダウンにもつながる。

③内容が正確に伝わっているか確認する
出来れば、途中途中(少なくとも最後に1回は)、会話をサマライズするフェーズを作る。
(日本語の会話ですら、勘違いで正しく通じていなかった経験を、皆さんもお持ちかと思う。)
プロでない通訳を頼む際は、社員だったり、同業者だったりで、コンテンツの理解の深い人が訳すことがほとんどだと思う。意外な盲点は、コンテンツを知っているがゆえに、よかれと思って自分の意図とは異なって訳されてしまうことだ。
(特に自分のカルチャーと違う外国人に訳してもらう時は要注意である。)

通訳を使う側の工夫で、サービスの品質や満足度は必ずあがる。
たとえプロを使う時でも、この教訓は生かせそうだ。

大里真理子

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プロフィール

大里真理子

大里真理子

(株)アークコミュニケーションズ 代表取締役社長
<目指せグローバルなビジネスコミュニケーション!>
翻訳/通訳/ローカリゼーション・Web/クロスメディア制作・
ライティング・人材派遣/紹介を営む

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