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翻訳・WEB・キャリアを極める~楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道~

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伝えたい相手の言葉で一からコンテンツを作り出すメリットは確かにある。
しかし、伝えるほうがその言語に習熟していない時も、その言語で最初から作るのがよいのだろうか?

英語のコンテンツを作る時、日本語から始めるのではなく英語で最初から書いたほうがよいと、私自身全く疑っていなかった頃がある。
日本人なら曲がりなりにも義務教育で英語は学んでいるし、英語が堪能な人が私の周りにたくさんいたこともあり、日本人も巷で言われるほど英語が苦手だと思っていなかった。

しかし、こういう迷いを持つようになったのは最近中国語のコンテンツ制作の依頼が舞い込むからだ。

「中国人向けに中国語でコンテンツを作って下さい」
「失礼ですが、中国語はお話しになられますか?」
「いいえ。」
「では、どのようにコンテンツの内容を確認されますか?」
「う~ん・・・日本語に翻訳してもらおうかしら?」
「中国語で作ったものを日本語に翻訳するのは構いませんが、
 それなら日本語で作って中国語に翻訳したほうが納期も手間も短縮され、よいのではありませんか?」

翻訳なら原文があって、たとえ担当者がそのターゲット言語に習熟していなくてもこういうことが書いてありますからと同意が取れる。
しかし、一からコンテンツを作るとなるとやはり、担当の方に内容を確認していただく作業は必須だ。昨今は中国ブームだが、流石に中国語が堪能な人はまだまだ少ない。よって中国語のコンテンツは、日本語で作ってから翻訳することがほとんどだ。

英語でもそのほうがいいのかなぁと思うことが最近多い。
英語のコンテンツを作りなれない会社なら、日本語でしっかりコンテンツを作ってそれを英語に翻訳したほうが、ソースの管理や社内承認などトータルのパフォーマンスを考えるといいのではないかと。

日本語とは全く別に外国語のコンテンツを作るほど、納期や予算がない会社も多い昨今、
日本語のコンテンツを修正するほうが効率的だ。

そもそもなぜ翻訳のほうが一からターゲット言語で書くより品質が落ちるのか?
それは、原文が外国人が読むことを念頭に書かれていないことが一番の理由であろう。
それなら原文をそのように書きかえれば、翻訳の仕上がりも随分と違ったものになるというものだ。

大里真理子

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プロフィール

大里真理子

大里真理子

(株)アークコミュニケーションズ 代表取締役社長
<目指せグローバルなビジネスコミュニケーション!>
翻訳/通訳/ローカリゼーション・Web/クロスメディア制作・
ライティング・人材派遣/紹介を営む

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