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ブランディングの大家アーカー教授のマーケティング組織論とでも言うべき最新著作を翻訳する栄誉をいただいた。原著タイトルはSpanning Silos:The NewCMO Imperative
先日ソニーのストリンガー会長もsiloという単語を使って不満を言っていたが、「サイロ」というのは北海道の牧場によく見られるあのサイロのことだ。企業内にはびこる組織間の壁の弊害を比ゆする時に使われる単語だ。(サイロそのものは壁ではなくひとつひとつの組織をさしている)
ちなみにサイロの問題は日本国特有の問題ではなくグローバルな問題だ。しかしながら、日本ではサイロはなじみのない表現であるため、邦題は「シナジー・マーケティング」となっている。
部分最適を生かしながらも全体最適をめざすブランドマネジメントについて、具体的に事例をあげながら言及されており、いつもながら思うが、アメリカ発のマーケティングの本はこのような実践書も多い。
ちなみにCMO(Chief Marketing Officer)の平均在任期間はわずか23か月で、平均で5年以上あるCEOの在任期間に比べたら、いかに短命=組織の壁を壊して効率化する仕事がいかに難しいものかがよくわかる(君はCEOだからよかったねと言われた)
いい本ですよ。どのくらいいい本かというと、MM21の永井さんが年初に原著で読むくらいですから。(永井さん、出版が間に合わなくてごめんなさい。。。。)
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