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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

米会計大手KPMGとMicrosoftがAzure OpenAI Service業務システムで120億ドル契約

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*画像はMidjourneyで小職が生成したもの。経済革命の女性戦士という設定。

2023年7月12日付のニュースです。Digital Nationというエンタープライズコンピューティングウェブ媒体で報じられていました。
KPMG and Microsoft ink US$12 billion AI deal
タイトル和訳:会計大手KPMGとMicrosoftがAI導入で120億ドルの契約を締結(5年間にわたる契約)


和訳引用
KPMGとマイクロソフトは、両社のパートナーシップを今後5年間拡大し、顧客、産業、社会向けのAIソリューションを含む120億米ドルの契約を締結した。
コンサルティング大手のKPMGは、両社の契約は監査、税務、アドバイザリー、ESGのターゲットに利益をもたらすと述べた。
マイクロソフトのクラウドとAzure OpenAI Serviceの機能は、KPMGのグローバル従業員265,000人に利用される。
Microsoft 365 CopilotとAzure OpenAI Serviceのアーリーアクセスパートナーとして、KPMGのプロフェッショナルは、グローバル組織全体の一部のビジネスグループでこのテクノロジーを試験的に使用し、これらのツールの機能向上と、彼らの経験、洞察力、各分野の専門知識を結集する。

以下はリンク先をご覧下さい。

コメントです。
KPMGには26万5,000人のグローバル従業員がいます。それらの従業員が税、アドバイザリー、ESGコンサルティングの分野で(ChatGPTをAzure OpenAI Serviceの形で導入して)AI活用をします。そのために包括的にMicrosoftに支払う金額が120億ドル!1兆7,000億円!すごい!!
社員一人当たりで計算すると約4万5,000ドル。日本円で620万円ぐらい。これまたすごい!
おそらく、内訳は以下のようになっていると思われます。


包括的コンサルテーション/プロジェクトマネジメント 30%
KPMG専用の業務アプリケーションをAzure OpenAI Serviceを使って開発するシステム開発 30%
ハードウェアとしてのAzure 20%
ネットワーク/セキュリティ 10%
社員用デスクトップ環境 10%

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