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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

PKS売り情報 - 2018年1月

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お世話になっております。PKSのサプライヤー複数からたまたま情報が集まってきて、かなりの出荷可能量となっています。いずれもブローカー複数がサプライヤーとの間にいるというものではなくて、弊社と直か、弊社と現地側代理人(まとめて1者の形)のみ、というものばかりです。

コミッションは総額で2〜3ドル/トンに留めています。少額であるため、リスクは取れません。妥当なリスクでしたら、サプライヤーが負うと思いますが、過大なリスクを取ることは他国の買い手が出始めていますからサプライヤーが断る可能性があります。

現地視察のアレンジ可能。サンプル取り寄せ可能。サプライヤーごとの資料にはばらつきがあります。

過去3年、PKSサプライヤーを色々と見てきましたが、以下はそれぞれに強みが異なり、大変に興味深い顔ぶれとなっています。年間80万トン級が1社(004)、年間60万トン級が1社(003)、それぞれインドネシアのスマトラ島にあります。スマトラはご存知のように、インドネシア最大のパーム油生産地域であり、特にリアウ州では他州よりも1桁多い生産が行われています。

年間80万トンの出荷可能量がある004では、個別の出荷港の荷揚げ速度が資料に記載されており、運送量積算が容易です。


001◎クラスB:インドネシアのPKSサプライヤー

・FOB 76ドル

・地域:カリマンタン

・間にブローカー弊社系1者のみ

・出荷可能量:月間2万トン

・日本への出荷実績あり

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002◎クラスC:マレーシアのPKSサプライヤー

・FOB 77ドル

・地域:サバ州(ボルネオ島)


003◎クラスB:インドネシアのPKSサプライヤー

・価格未定

・地域:スマトラ島に複数のストックパイル

・間にブローカー弊社系1者のみ

・出荷可能量:年間60万トン

・日本人経営者のインドネシア法人


004◎クラスB:インドネシアのPKSサプライヤー

・FOB 83ドル

・間にブローカー弊社系1者のみ

・地域:スマトラ島に複数のストックパイル

・出荷可能量:年間最大80万トン

・露天のストックパイル

・積込速度:1,500トン/日 2箇所 @ 2,000トン/日 1箇所 @ 2,500トン/日 1箇所 @ 3,000トン/日 1箇所

・機械的なスクリーニング


005◎クラスA:マレーシアのPKSサプライヤー

・FOB 85ドル

・間にブローカー弊社系1者のみ

・地域:マレーシア半島スマトラ島側

・出荷可能量:月間1万トン

・屋根あり(これは珍しいです。雨に濡れないため、熱量が安定しています)

・機械的なスクリーニング

・PKSストックパイルから出荷港まで4km


006◎クラスB:インドネシアのサプライヤー

・FOB 80ドル

・間にブローカー弊社系1者のみ

・地域:スマトラ島中部シンガポール側

・出荷可能量:月間1万トン

・露天のストックパイル

・機械的なスクリーニング

・攪拌用重機あり

お問い合わせは inforアットマークinfra-commons.jp までどうぞ。

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