オープンデータ・スタートアップ、10のビジネスモデル
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米国では昨年末にオープデータのビジネスモデル方面を解説する本が出て、評判になっているようです(失礼、参照元記事はインドのウェブメディアでした)。米政府でオープンデータの開示プロジェクトに携わった経験を持つJoel Gurinによる"Open Data Now"です。この書籍を紹介する記事がたまたま目に入ってきて、記事の下の方に10分野のスタートアップ企業を整理している表がありました。
この10分野がオープンデータに関わる新種のビジネスモデルの分類であるとも言え、なかなか興味深いです。以下のように挙げられています。
- Consumer choice engines - 消費者向け選択支援ツール
- Investment tools - 投資判断支援ツール
- Green investing - 再生可能エネルギー系投資
- Reputational marketing - 評判をベースにしたマーケティング
- Sentiment analysis - 消費者の感情(受け止め方)の分析
- Crowd innovation - クラウドソーシングなどクラウド(群衆)系イノベーション
- Open research - オープンデータ活用リサーチ
- Security products - セキュリティ関連サービス
- Agribusiness - 農業支援
- Citizen vigilance - 市民による政府ウォッチ
各分類にスタートアップ企業例として挙げられた企業は、1つひとつ細かく見ていくと非常におもしろいでしょう。
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