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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

ピーポーズ的にはなぜTwitterなのか? - Twitter起業エコノミー(5)

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ピーポーズは、「人のポテンシャルをマネタイズするお手伝い」を主務とする会社として生まれました。第一弾のサービスは、その方の「空いた時間」をヤフオクのように売り買いできるというものでした。しかし現実問題として、取引がなかなか発生したいという状況に陥りました。
ここで考えました。「なぜか?」

第二弾のサービスでは、利用の敷居を低くして、メールのやりとりに近いプロセスで、ポイントポイントで課金できるというものを実現しました。現在「検索の達人」と呼んでいるものです。これは、ブロガーさんがブログに貼り付けて、問い合わせをいただいたものを、要所要所で実費を徴収するというような使い方を想定しています。
これもさほど取引が発生していません。再び考えました。「なぜか?」

現時点での仮説は、オンラインで、無形のサービスで、それが個人から提供される場合は、「人はなかなか財布のひもを開かない」傾向がある、というものです。
このへん細かく説明すると非常に長くなってしまいますので、ざっくりと端折ります。それよりは「どうすれば売れるか?」を考えましょう。その方が生産的です。

「どうすれば売れるか?」を考える際に参考になるのが、これまで記してきたTwitterで集客が可能になるメカニズムです。

Twitter起業エコノミー(1) - 最初の顧客はどう生まれるのか?

新しいタイプの集客パターン - Twitter起業エコノミー(2)

Ustreamで突発的に観客が集まるメカニズム - Twitter起業エコノミー(3)

ピーポーズの従来のサービスではお客さんがつかないので悩んでいた。一方、最近のTwitterを見ればリアルとの敷居が低くなって、上記投稿で書いた集客が少しずつ現実のものになっている。やはりこれではないか!ということなんです。

Twitterをオンラインでやっているだけでは瞬発力がつかない。Twitterをリアルイベントと組み合わせることにによって、集客の瞬発力がぐーんと付き、まったく新しい世界に行ける。
しかもこの集客、Twitter自体はコストゼロ。Ustreamをやったって機材費用はさほどかさみません。リアルイベントの開催も今では色んなスペースがあるので、コストを低く抑えることは可能です。

これだ!Twitter+リアルイベント!

というのが現在の考えなのです。

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