オルタナティブ・ブログ > リサーチのプロ今泉大輔のAIを駆使して世界を調査するブログ >

リサーチのプロとして長いこと歩んできた今泉大輔です。ChatGPT出現以降、Facebookで「ChatGPTとMidjourneyのビジネス活用を探って行く勉強会」を立ち上げ、「ビジネスパーソンにとってのAI」の観点で米国情報を収集して来ました。知的アウトプットの質と量を向上させるプロンプトの開発にも取り組んでいます。

ピーポーズ的にはなぜTwitterなのか? - Twitter起業エコノミー(5)

»

ピーポーズは、「人のポテンシャルをマネタイズするお手伝い」を主務とする会社として生まれました。第一弾のサービスは、その方の「空いた時間」をヤフオクのように売り買いできるというものでした。しかし現実問題として、取引がなかなか発生したいという状況に陥りました。
ここで考えました。「なぜか?」

第二弾のサービスでは、利用の敷居を低くして、メールのやりとりに近いプロセスで、ポイントポイントで課金できるというものを実現しました。現在「検索の達人」と呼んでいるものです。これは、ブロガーさんがブログに貼り付けて、問い合わせをいただいたものを、要所要所で実費を徴収するというような使い方を想定しています。
これもさほど取引が発生していません。再び考えました。「なぜか?」

現時点での仮説は、オンラインで、無形のサービスで、それが個人から提供される場合は、「人はなかなか財布のひもを開かない」傾向がある、というものです。
このへん細かく説明すると非常に長くなってしまいますので、ざっくりと端折ります。それよりは「どうすれば売れるか?」を考えましょう。その方が生産的です。

「どうすれば売れるか?」を考える際に参考になるのが、これまで記してきたTwitterで集客が可能になるメカニズムです。

Twitter起業エコノミー(1) - 最初の顧客はどう生まれるのか?

新しいタイプの集客パターン - Twitter起業エコノミー(2)

Ustreamで突発的に観客が集まるメカニズム - Twitter起業エコノミー(3)

ピーポーズの従来のサービスではお客さんがつかないので悩んでいた。一方、最近のTwitterを見ればリアルとの敷居が低くなって、上記投稿で書いた集客が少しずつ現実のものになっている。やはりこれではないか!ということなんです。

Twitterをオンラインでやっているだけでは瞬発力がつかない。Twitterをリアルイベントと組み合わせることにによって、集客の瞬発力がぐーんと付き、まったく新しい世界に行ける。
しかもこの集客、Twitter自体はコストゼロ。Ustreamをやったって機材費用はさほどかさみません。リアルイベントの開催も今では色んなスペースがあるので、コストを低く抑えることは可能です。

これだ!Twitter+リアルイベント!

というのが現在の考えなのです。

【業務告知】
Twitterで活躍されている後藤たくひろさんによる「企業経営者のためのマンツーマンTwitter活用コンサルテーション」を始めました。

後藤さんは、2月24日に開催されるSocial Web2.0 Party ~たくひろナイト Vol.2に出演されます。参加費:3000円(飲み放題+軽食付)。女性向けのコンテンツになっています。詳細はリンク先を。

Comment(0)