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企業は学ぶ機会を与えず、個人も学ばない傾向が強い日本

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政府は2022年12月27日、「第1回 教育未来創造会議」を開催しました。

本会議では、

・日本の未来を担う人材を育成するために、高等教育をはじめとする教育のあり方について、国としての方向性を明確化

・誰もが生涯にわたって学び続け学び直しができるよう、教育と社会との接続の多様化・柔軟化を推進

の2つを大きな目的としています。

近年、リカレント教育やリスキリング、学び直し、など、社会人になってからの教育の重要性が指摘されています。

というところで、学び直しに関するデータを参考にとりあげたいと思います。

日本では、企業は学ぶ機会を与えず、個人も学ばない傾向が強い、という調査結果も紹介しています。

日本企業のOJT以外の人材投資(GDP比)は、諸外国と比較して最も低く、低下傾向となっています。

また、社外学習・自己啓発を行っていない個人の割合は半数近くで、諸外国と比較しても不十分な状況です。

スクリーンショット 2022-01-15 19.17.03.png

出典:第1回 教育未来創造会議 2021.12

一方、直しが必要・したいと考える社会人は多い結果もとりあげています。

学び直しを実際行った人と、行ったことはないが希望・興味はある人を合わせると8割超となっています。

スクリーンショット 2022-01-15 19.20.08.png

出典:第1回 教育未来創造会議 2021.12

大学等における学び直しを実際行った人で、その後の処遇やキャリアにポジティブな変化をもたらしたと考える人は半数以上となっています。学ぶことによって、ポジティブになる傾向となっています。

スクリーンショット 2022-01-15 19.21.46.png

出典:第1回 教育未来創造会議 2021.12

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