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「総合知」とは何か、なぜ今、科学技術とイノベーションに「総合知」が必要なのか

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内閣府は2021年9月30日、「科学技術政策担当大臣等政務三役と総合科学技術・イノベーション会議有識者議員との会合(令和3年度)」を開催し、総合知を戦略的に推進する方策(総合知戦略)の検討について、議論・検討を行っています。

世界の研究や技術開発の目的の軸足が、well-beingに移りつつある中で、日本の科学技術やイノベーションが、世界と伍していくためには、「あらゆる分野の科学技術に関する知見を総合的に活用して社会の諸課題への的確な対応を図る」こと、つまり、「総合知」の活用を推進することが不可欠としています。

本会合で示す「総合知」のイメージは以下のとおりです。

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出典:科学技術政策担当大臣等政務三役と総合科学技術・イノベーション会議有識者議員との会合(令和3年度) 2021.9

なぜ今、科学技術とイノベーションに「総合知」が必要なのかを以下の図でまとめています。

「価値観」がより重要な時代となり、従来ない手法により新たな解決の可能性を展開していくことが、重要となっています。

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出典:科学技術政策担当大臣等政務三役と総合科学技術・イノベーション会議有識者議員との会合(令和3年度) 2021.9

総合知の活用イメージを、循環型社会・持続可能社会の実現をテーマとした場合の例として紹介しています。1つの社会課題に対し、多様なステークホルダーがそれぞれのディシプリン(専門知)を持ち寄り融合(総合知)していくことが重要となっています。

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出典:科学技術政策担当大臣等政務三役と総合科学技術・イノベーション会議有識者議員との会合(令和3年度) 2021.9

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