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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

DX解説(6)デジタルビジネスの出現

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スマホの普及やIoT化、それらに伴うパーソナルデータやセンサデータの収集、そして収集した大量データの処理・分析、といったデジタルテクノロジーが次々に出現しています。

従来のビジネスでは、店舗やECサイトなど、複数のチャネルで、商品販売を展開していました。個別に顧客の情報を蓄積し、双方のデータ連携というのはあまりみられませんでした。

顧客の属性も大まかな設定で、これらの顧客データを属性に応じたマーケティングをするといったことも多くはありませんでした。

そのため、顧客自身が複数のチャネルにアクセスし、不効率な対応をしていました。企業にとっても、チャネルや窓口の連携がなく、ビジネス機会の損失や、満足度向上につなげられないといった課題もありました。

一方、デジタルテクノロジーの進展により、One to Oneマーケティングも可能となり、パーソナライズされた広告掲載、お客様の行動やアクセス状況を分析して適切なタイミングでのコンタクト、多様な決済手段を提供することによって、お客様の満足度を向上させるといったことも可能となりました。

これらの対応を支えるのが、デジタルマーケティングプラットフォームです。デジタルテクノロジーもモバイルやクラウド、AIや機械学習等の進展により、デジタルマーケットプラットフォームに膨大なデータが蓄積され、より精度を高めることができています。

これらを組み合わせてビジネス上の競争優位性とし、既存ビジネスモデルに融合、ないしは全く新たなモデルとして生み出されているのが現在のビジネスの姿が、デジタルビジネスです。

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出所:経済産業省 デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 中間とりまとめ 2020.12

また、従来のITは、業務の自動化・省力化を中心に適用され、効果を上げていました。

デジタルビジネス時代では、ITの進歩がビジネスの変革を促進させる原動力となっています。

これにより、顧客中心・顧客体験重視のビジネスの提供や複雑な業務の判断・意思決定の自動化、多様な働き方の実現などが可能となっています。

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出所:経済産業省 デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 中間とりまとめ 2020.12

※経済産業省は「デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 中間とりまとめ」(2020年12月28日)を公表しており、この資料からも適宜引用しています。

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