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コロナによるデジタル社会変化、接触回避嗜好×空間の再構築×人的資本

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経済産業省は2020年7月10日、「第3回 Society5.0時代のデジタル・ガバナンス検討会」を開催しました。

この中から、コロナによるデジタル社会変化の加速(事例集)を中心に、接触回避嗜好×空間の再構築×人的資本の取り組みをとりあげたいと思います。

接触回避嗜好の高まりでは、

①リモート・在宅サービスの加速
 ・接触回避志向の高まりを受けて、リモートサービス・在宅サービスで提供されるサービスが質量ともに増加していく可能性。
②物流・交通機能の構造変化
 ・小売オンライン化、在宅サービスの拡大に際して、物流面ではラストワンマイルへの重要性が増大する可能性
 ・交通面では、公共交通(電車・バス等)から個別交通(自家用車・自転車等)へ需要の変化が生じる可能性
③タッチポイント・インターフェース手段のシフト
 ・タッチ機能を用いずにデジタル機器に指令を送ることが可能なタッチレスのインターフェイスが進化し、オフィスや住宅等の施設において設備・装置が見直される可能性
④各種デジタル基盤への需要拡大
 ・接触を回避しつつ、サイバー空間を通じて各種活動を継続していくに際し、情報通信量・計算需要は急速に増大していく見込み

などの変化が出て、さまざまま取り組みが進んでます。

居住・職務空間の再構築では、

居住・就業空間の選択が増大しています。

・職種によって事情が異なるものの、コロナを契機にテレワークが進展。これに伴って、都心と居住場所との近接性に関する需要が抑制される可能性
・都市における集積のメリットを享受しつつも、感染リスクを減少させる都市構造に対する需要が増していく可能性

を指摘しています。

人的資本では、

①AI化、ロボット化
・人手が介在すると感染リスクが生じる中で、人手不足も背景に、あらゆる産業・工程で、人手を、無人化や省人化、AI化、ロボット化する動きが加速する可能性
・対人サービス業においては、ラストワンマイルでのロボット利用、店舗の無人化・セルフレジ化等が進む可能性

②ジョブ型雇用・ギグエコノミーの拡大
 ITツールの導入拡大とテレワークの急速な浸透でミッションの構造化・明確化、価値達成目標管理化、業務管理効率化、評価体系の透明化と厳格化が進む可能性
・ジョブ型雇用・ギグエコノミーの拡大、メンバーシップ型雇用の見直しにも波及していく可能性

③知的労働需要の海外流出
・リモートワークの定着、ミッション明確化、業績評価合理化、ジョブ型雇用加速に伴って、ホワイトを含めて、知的労働需要の海内流出が進むおそれ。一方で、デジタル技術の進展により、世界規模でのバーチャルワークという新しい働き方到来の可能性も

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出所:経済産業省 第3回 Society5.0時代のデジタル・ガバナンス検討会 2020.7

こういったさまざまなデジタル社会の変化の中で、ビジネスチャンスはありそうです。

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