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ブログは脳を活かす勉強法

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茂木健一郎氏が司会をするNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」の番組には、それぞれの分野の第一線で活躍するプロフェッショナルの方々には学ぶべきことがたくさんあります。

茂木健一郎の著書、「脳を活かす勉強法」の勉強法とは、

脳の特性を知り、自分の脳と上手につきあうことで学習そのものを楽しめるようになる“学びの習慣”のことであり、「いかにして自分の脳を喜ばせるか」だと言えるとしてます。

そのためには、以下の三つの仕組みが必要だとしています。

  1. 「ドーパミン」による「学習効果」によって、脳を強化する。
  2. 「タイムプレッシャー」によって、脳の持続力を鍛える。
  3. 「集中力」を徹底的に身につける。

そして、「喜びの回路」が回れば、脳はどんどん鍛えられるのです。

最後に本書では、知の「オープンエンド」時代を定義しています。

学習はどんなに学んでも必ず次があるのです。いわゆる青天井であり、本当に限界がないのです。

これを脳科学の言葉で「オープンエンド」といいます。どこまで行っても終わりがない状態のことです。どんなに学んでも必ず次のステップが姿を現します。むしろ、一生懸命に勉強をして何かを知れば知るほど、必ず次の疑問がわいてくるのです。

僕は、学習の本質とは、この「知のオープンエンド性の楽しさをしることだ」と考えています。

私自身、ブログを毎日書くことを意識して実践しています。すべてのブログの記事が納得している内容ではありませんが、納得した記事を書けたときや、はてブ数が多かった時、そして周りの人から前向きな感想をもらった時等は、やはりうれしさもあり、小さな達成感ですが、脳の中から「ドーパミン」が分泌されているのかもしれません。

そして、ブログを1時間も2時間という長い時間をかけて書いているわけではありません。毎日短い時間の中、つまり、自分自身に「タイムプレッシャー」をかけること、そして毎日書き続けることによって、自分自身の脳を鍛えているのかもしれません。

そして、「集中力」です。ブログ書くにはそれなりに集中して、書くことを心がけています。そしてアウトプットする以上に様々な情報に対して、集中的にインプットしていくことを意識しています。ブログを書き始めてから本を集中的に読むことになったのも自分自身の大きな変化と自信になっています。

ブログと脳の構造を意識しながら考えてみると、ブログを書くことは「脳を鍛える」ための最善の勉強方法の一つなのかもしれません。

 

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