生身の人間で仮想空間を散策してみる
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セカンドライフに代表される仮想空間は昨年から企業等も次々と進出し、話題となりましたが、会員数は伸び悩んでいるのが現状です。仮想空間はこの先本当に普及していくのでしょうか?
昨日、「TRONSHOW2008(ユビキタス・国際コンピューティングシンポジウム」に参加してきました。もともとユビキタス・コミュニケータ等タグがメインとなるイベントですが、仮想空間も展示してあったので、少し覗いてみました。
この展示コーナーは実際に生身の人間が散策することができて、UWB測位タグのついたヘッドセットをつけることによって、高精度測位を利用した仮想空間の散策をすることができます。
実際に私自身も体験してみましたが、歩いた位置情報にあわせて、ヘッドセットに様々なイベント情報が流れて、画面にもその人の様子が映し出されます。今回は犬が途中で出てきましたが、他のアバターとコミュニケーションをすることができます。
まだまだ一般に普及するという段階では全くありませんが、将来は生身の人間の行動とアバターが仮想空間の中で混在しながらコミュニケーションをとるという世界がもしかしたら生まれるのかもしれません。
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