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オルタナブログ通信でフロッピーディスクの話題が出ていました。

オルタナブログ通信:フロッピーディスクケース、生まれ変わる (1/3) - ITmedia エンタープライズ
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1204/21/news006.html

私はPC-9801からパソコンを始めました。自分でゲームを作るときはn88-BASICを使い、TAKERUでダウンロードしてきたゲームやフリーソフトで遊ぶときなどはMS-DOSが多かったように記憶しています。フロッピーディスクは大きな音を立ててガッチャンガッチャンとデータを読み込みます。起動に時間が掛かるのでだいたい他の事をするのですが、ディスクを間違えているとこの起動時の読み込み音で「あ、間違えた」ということに気づきます。気づいたところで読込中のフロッピーディスクを抜き取ることはできず、結局待つことにjはなるのですが。

これは最近になっても微妙に受け継がれており、HDDの音は静かではあるもののやはりOSによる特徴がありますし、CPUの温度上昇やファン制御が異なるからなのかHDDよりも静かなSSDであっても、音だけで「あれ?」と思わせる何かがあります。ファンと言えば、離れた場所に置いたサーバに対して、離れた場所にあるクライアントに指示を送ることで負荷テストをやったことがあるのですが、私が作った停止プログラムに不具合があり、1度目のテスト、2度目のテスト、3度目のテスト、とすべて重ねて負荷がかかっていってしまったことがありました。なんか負荷クライアントの調子がおかしいなーと思って端末を見に行くとブーとファン全開な感じになっており、ひょっとしたらとサーバ機を見ると落ちていたということがありました。両方共近くにおいていたらこんなことにはならなかったかもしれません。

耳を使うと、目や手を他のことに使っていても情報を得ることができます。スマートフォンにはほとんど例外なく音楽プレイヤーの機能が最初から入っていますし、車にも交通情報だけでなくステレオ機能が当然のようについています。自転車でウォークマンは禁止ですが、それも周囲の情報を得られないので、というあたりはおもしろいものですね。

先日、オフィスの入り口で宅配便業者が荷物のバーコードをスキャンして何かの作業をしていました。その端末の音がきれいでとても印象的でした。その方は毎日の操作に慣れているからか、とてもリズミカルに端末のキーを叩いていたこともあり音楽のようでもありました。最近になって特に携帯電話のキータッチ音を鳴らしている方を見かけなくなりましたが、以前は公衆電話で電話番号のボタンを押すとドレミ?(音感がないのでわかりませんが)がなり、自宅等はすっかり覚えてしまいました。「間違ったらわかる」のはとても便利でした。それ以前はダイヤル音の「じー」というのが記憶にあった方もいるかも知れませんが、さすがに私はちょっと……。

身の回りのことをゲーム化しておもしろおかしくすることをゲーミフィケーションといい、最近よく話題に上がります。身の回りのことを音楽にして、おもしろくしたり間違いをなくしたりすることもできそうなように思います。名付ければミュージフィケーションでしょうか?オフィスで使うPCでも色々な効果音がなれば楽しく仕事ができそうですが、「上司がワークフローを却下した音」「お客様からの『優先度高』のメール着信音」がそこかしこで鳴っていたらそれはそれで精神的に不安定にもなりそうです。

yohei

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山口 陽平

山口 陽平

国内SIerに勤務。現在の担当業務は資金決済法対応を中心とした資金移動業者や前払式支払手段発行者向けの態勢整備コンサルティング。松坂世代。

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