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電力不足が危惧される中、東京のオフィスも節電を迫られる可能性が高まっています。以前に職場の衛生委員を務めた経験があり、「何か室温を定める事項があったような」と思って検索してみるとこのような規則が見つかりました。

労働安全衛生法 事務所衛生基準規則
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S47/S47F04101000043.html

3 事業者は、空気調和設備を設けている場合は、室の気温が十七度以上二十八度以下及び相対湿度が四十パーセント以上七十パーセント以下になるように努めなければならない。

「努めなければならない」であって絶対にそうしなくてはならないというわけではありませんので、冷房温度を28度に設定するとか30度にするとかいうルールを業界等で決めた場合にはそれに従うことも十分に考えられます。

ここ数日は涼しくてまだ良いのですが、何日か前には既に暑く感じる日もありこの先が思いやられます。そこで以前にインターネットで見かけた「空調服」を思い出しました。ずいぶんと種類も増えたようです。今年の夏、これらに頼ることがあるかもしれません。

普通のオフィスだとブルゾンタイプを着るのは勇気がいるかも知れませんが、ワイシャツタイプもあります。しかもUSBでの充電にも対応しており非常に心強いです。と思いきや、今日の時点ではワイシャツタイプは全サイズが売り切れていました。ヤフオクをチェックしてみるとほとんど出品されていませんでしたので転売が始まったわけではなさそうです。

 

ITmedia ライフスタイル:“空調服”の効果をサーモグラフィで検証してみた (1/2) http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0408/14/news014.html

【楽天市場】夏を快適に過ごすための新分野、新機能の空調服です。:空調服[トップページ] http://www.rakuten.co.jp/pc2b/

 

供給に不安もありますので、やはり自作の可能性も探っておきたいところです。USBから5Vの電源をとりPC用のファンにするキットは数多く見かけます。普通の長袖シャツに右手をIN、左手をOUTで2つの空気の流れを作ることが出来れば空調服らしい感じで使えるかもしれません。

通気さえあれば汗が体温を奪い、不快指数を下げることができるというのはおもしろいと思います。夜寝るのにも、例えばホームセンターで売っているようなすのこを布団の下に置いて風を流せば快適になるかもしれません。(低体温症になるかもしれませんが)

なお余談ですが開発・運用に携わっていた際にデータセンターで作業をすることがあり、コンソールが「冷気の吹き出し口(下から上)」の真上に来てしまったことがありました。ズボンの裾から入る冷えた空気はベルトで止まりはするのですが一部はお腹の周りを駆け巡り、10分ほどで具合が悪くなったことを覚えています。その時は周りに誰もいなかったこともあり「靴下にズボンの裾をIN」という禁じ手を使いました。驚くほど寒さがなくなり無事作業を続けることができました。やはり風量で次々と汗を蒸散させるというのは強力な手法であると思います。

yohei

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山口 陽平

山口 陽平

国内SIerに勤務。現在の担当業務は資金決済法対応を中心とした資金移動業者や前払式支払手段発行者向けの態勢整備コンサルティング。松坂世代。

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