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震度5強だそうです。

向かいのビルのガラスが飛散し壁にヒビが入ってます。

帰宅困難者になりそうなのでオニギリ買いにいこうかな。

yohei

ホンダがインターナビでこんなサービスを始めるそうです。

Business Media 誠: ホンダ、無料の会員制カーライフサポートサービス「インターナビ・リンク」開始 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1103/10/news079.html

iPhone向けにルート情報を提供する等といった文言を見ていると、AppストアではOS3.0以前に音声ナビゲーションのアプリケーションを売っていなかったそうなのですが、それは万一ドライバーの運転中のiPhone操作を誘発して事故になった場合に巨額の賠償請求を受ける可能性を恐れているからだ、という話を思い出します。日本ならOKそうですがアメリカなら起動するたびに「運転中の操作はしません YES NO」みたいな踏み絵を置かれそうですね。

と、いきなり話が横道にそれましたが、スマートフォンと車は相性が良さそうですね。自分が大学の時に乗っていたホンダのビートと言う車は純正でもバケット調に凹んだシートがついていましたので、助手席に地図を置いて走ったものでした。

ビートには名前は忘れてしまいましたが車の速度に応じてステレオの音量を大きくしてくれるという機能があり、ミッドシップからくるエンジンの騒音に関係なく音楽を聞けたことを思い出します。しかし今になってみると、あれは実はエンジン音を聞くためだったんではないかと思います。というのもエンジン音に負けないようにステレオの音を大きくしておくと信号待ち等の時にはうるさすぎるんですよね。地元の名古屋から下宿先の京都に戻る時などに高速道路等を大きなエンジン音+大きな音楽で走った後には、下道に降りて信号で止まる時など小さくなったステレオの音に混じって「ろろろ」というアイドリングの音が聞こえてきてなんともしんみりした気分になったものです。

そんな車だったのですが、もし今、同じような車が現れて純正カーナビをつけるとしたらどんな感じになるんでしょうか。

まずは防水機能が必須、というオーナーにしかわからないブラックジョークはさておき、やはり便利さよりも走る楽しみを増幅してくれるようなナビがいいんではないかと思います。

例えばエンジンを切るときに「今日の総エンジン回転数/瞬間最大rpm」を教えてくれたり。ギアチェンジが折れ線グラフみたいに時系列で出たらすごいことになりそうです。良い意味で「バイク」みたいなギア構成ですしね。

ナビ上で他の車の幌のオープン/クローズの状況を教えてくれるのもいいかもしれません。雨が降ってきたらバタバタっとしまっていくとか。幌を空けた瞬間はアニメーションか何かで目立つ表示になっていたら、日曜日の朝9時等にバタバタっと色々なところで開く様子が見られるかもしれません。開けたら「おはよう!」閉めたら「おやすみ」とtwitterに流してくれるとか。

あとは紫外線とか大気汚染の注意報。ディーゼル車の多い路線をオープンで走ると、フルフェイスのヘルメットのあるバイクと比較してなお顔が汚れます。

ナビそのものにインカメラをつけて空の色を配信するのもいいかもしれません。GPSで現在位置を、コンパスで方角を割り出して星座の名前を教えてくれてもいいですね。深夜に月ヶ瀬村に迷い込んだときは星空に手が届くかと思いました。

考えて見れば車って単なる移動手段なのですが、特に免許取り立ての時などは乗っているだけでもすごく楽しいですね。気の合う同乗者がいればなおさらです。(なぜか極めて恋人との喧嘩が発生しやすい場所としても知られますが。そういえば友人のホンダ社員がカーナビのルート設定に関する意見の相違をきっかけに恋人と別れました。)

初めてプリウスに乗った時もハイブリッドシステムをわかりやすく見せてくれるあの仕掛けに驚くとともに、運転がとても楽しいことを再発見することになりました。若者はクルマ離れしてますしガソリンも高くなる一方でなかなか自動車業界も大変そうですが、カーナビやスマートフォンはまだまだ明るい話題を提供してくれそうです。

yohei

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山口 陽平

山口 陽平

国内SIerに勤務。現在の担当業務は資金決済法対応を中心とした資金移動業者や前払式支払手段発行者向けの態勢整備コンサルティング。松坂世代。

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