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継続は力なりと言いますが、最近まさしくそうであることを実感することが多いです。

こちらの記事は日本版のクラウドコンピューティングに関するITmediaエンタープライズの記事です。

この記事のリンクをクリックするとき、自分の中にこれまでと異なる反応がありました。 これまでなら「クラウドか。なんだろう?」という気持ちでクリックしていたと思いますが、今回では「クラウドか。林雅之さんの記事かな?」という思いでした。直接お会いしたときも、オルタナティブブログでも「林さんといえばクラウド」を意識することが多いです。それは林さんが何日も途切れずにクラウドに関連したブログエントリをアップし続けた上に書籍を執筆されたということが大きいと思います。

それが逆転して、クラウドを見ると林さんを思い出すようになりました。専門的な言葉で言えばこれまで林さんというシニフィエにクラウドというシニフィアンが対応していたのが、クラウドというシニフィエに林さんというシニフィアンが対応している状態です。自分以外にもおそらくそういう方がおられるのではないでしょうか。

この状態は情報発信者にとって極めて嬉しい状態です。なぜかというと自分以外の誰かがクラウドに関する新しい情報に触れた際に、「ひょっとしたら知らないかもしれないから教えてあげよう」と自分を思い出してくれるかもしれないからです。このレベルに至ると本人は特別な努力をするまでもなく情報の中心に位置することができるようになります。もちろん努力を怠れば自分より詳しい人間が現れてその座を追われることになりますが、そこに至るには地道な積み上げが必要でなかなか簡単にできるものではありません。まさしく継続は力です。

そして同様にインターネットで「継続は力」を感じさせる方がおられます。正直、面識も何もなく許可ももらっていないままですが、「jt_noSke」さんというお名前をご存知の方も少なくないのではないでしょうか。はてなブックマークで活躍中のダジャレブックマーカーです。

なんとこれまでに作成したダジャレブックマークが9500超。近々1万を超えることは確実です。主にニュースに速報的にダジャレをつけることが多く、シビアなニュースにもそうでないニュースにも腰の骨が砕けるようなダジャレをコーディネートします。

はてなブックマークのトップページなどを見ていて「ダジャレ」のタグを見かけると「きっとまたあの人だろうなぁ」「でも違う可能性もあるよなぁ」「はてなであの人以外のダジャレ見たことないなぁ」と思うことがあります。今ではすっかりダジャレを見かけると氏を思い浮かべ、氏を見かければダジャレを期待するようになりました。それでもダジャレ補給が間に合わないときはtwitterにダジャレbotもあるようなのでフォローしてみることにしました。ああ、ダジャレが読みたい。

かくいう自分の継続事項はというと情報処理技術者試験です。これについてはメルマガで過去問とか配信している本気の人たちとは差別化すべく、システム開発の現場から、また若手が手に出来る技術以外の数少ない武器としての資格試験という見方から情報を発信していければよいと思っています。もしjitecがブロガーを募集してくれたら応募するんだけれども。

yohei

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山口 陽平

山口 陽平

国内SIerに勤務。現在の担当業務は資金決済法対応を中心とした資金移動業者や前払式支払手段発行者向けの態勢整備コンサルティング。松坂世代。

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