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うちの父が今日の『人生の楽園』に登場することになりました。 テレビ朝日系列で18:00から18:30の放映です。

http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/new/konsyu/jikai.html

-- 人 生の 楽 園 -- via kwout
(リンク先は1週間程度で入れ替わるかと思います)

以前より東海3県のメディアにはちらほら出演していたのですが、それが縁で『人生の楽園』の担当者からオファーがあったそうです。

うちの父は在職中に得たCADの知識と、それまで趣味でやっていた日曜大工の知識を組み合わせて木のおもちゃを作っています。番組でどのような感じで取り上げられるかわかりませんが、その辺の建築現場とか建物の解体現場から「産廃処分場に直行」するところの木材をもらってきておもちゃに再生するのが主なスタイルです。 すべて廃材でまかなえれば良いのですが、柔らかい木が必要だったり軽い木が必要だったりすれば新しい木を買ってきて使うこともあります。そのへんの適当さが長続きするコツなのかもしれません。


父の代表作の観覧車(その1)


父の代表作の観覧車(その2)


父の代表作の観覧車(その3)

先日のオルタナティブミーティングでけんじろうさんが自身の定年後のことを心配していらっしゃいました。私の父は現役時代の仕事は大きければ100人月以上?の建築工事の面倒を見ていた現場監督です。建築技術とプロマネ能力が問われるような仕事であったと思います。今はどちらもほとんど必要とされていませんが、なんとなく関係のあるような事を趣味兼仕事にしてしまいました。IT技術も応用の仕方によっては定年後の仕事にできるかもしれません。

今は1人(母もお手伝いするけど)で木のおもちゃを作るのが仕事です。ビルをまっすぐ建てたり、左官屋さんや大工さんを上手に使うという能力はあまり活用されているように見えません。IT技術者の仕事にあてはめてみると、Lotus NotesやSQLと言った知識は若手に負けてしまって活用できなそうですし、いつ死ぬかわからないような年齢になれば10人とか100人という規模のプロジェクトを率いる機会も減るでしょう。となると、物事をシンプルに整理してフローを図にするですとか、文章に残すとか、問題点を発見するとか、そういう基礎の基礎のような力をいかに身に着けておくかが重要になるんじゃないでしょうか。

『人生の楽園』では少しお年を召された方が新しいことに挑戦する姿がよく見られます。こちらのブログをご覧になっていただいた方にはぜひ今日の夕方に父の姿を見ていただきたいと思いますが、普段から興味深い挑戦をされている方がよく取り上げられますので定年を意識する年代の方は必見の番組ではないかなと思います。(いや、けんじろうさんに言っているわけではないですが。)若手にとっても10年後20年後にどうしていたいか、その先は、ということを考える良いきっかけになるでしょう。良い番組ですね。

yohei

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山口 陽平

山口 陽平

国内SIerに勤務。現在の担当業務は資金決済法対応を中心とした資金移動業者や前払式支払手段発行者向けの態勢整備コンサルティング。松坂世代。

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