« 2008年3月26日

2008年3月28日の投稿

2008年4月1日 »

模型や手芸など作成途中に投げ出してしまったものを引き受けてくれるサービスがあると便利だと思います。

わが子がもうじき保育園に入るということで、ミシンを購入して布団袋やカバンなどを作成しております。妻が。ミシンの箱を見るに「コンピュータミシン」とありますのでコンピュータを司る仕事をしている以上、手を出してみました。最近のミシンは簡単で高性能ですね。自分でもなんとかなりました。

ナップ
ナップザック(自分作)

手提げ
手提げカバン(妻作)

作り立てで洗濯もアイロンもしていないのでヨレヨレですがパリッとさせたらもう少し良く見えると思います。こんなものがあっさり作れてしまうミシンを開発しているメーカーさんには頭が下がりますね。なおOver30の方を対象に念のため説明をさせていただきますと、自分の世代よりちょっと上からは中学だけでなく高校でも家庭科が必修となりました。共学だと男子と女子が仲良く調理実習やら縫い物などをするのです。フラグなんて全然立ちませんが。

さてこの手芸ですが、編み物であれ縫い物であれ挑戦してみるは良いものの、断念してしまう人も多いようです。簡単なものはあっと言う間にできるのですが、難易度が急激に上がっていく傾向があるようです。間違ったところでのリカバーができないと嫌気がさしてしまい、そのまま放置する方が多いのでしょう。

そうなってしまうとミシンを見るのも嫌になってカバーをかけて押入れにしまいっぱなしとなり、できるだけ思い出さないようにするのが人の常です。となると手芸専門店も新しい布や糸を買ってもらえませんので痛手となります。

それに対応してか、某大型手芸店で「つまづいた作品のリカバーします」というようなサービスがあるようです。遠巻きにそのような貼り紙を見ただけですので確かかどうか自信がないのですが、あれば便利なサービスだと思います。そこでリカバーに成功してまた手芸のおもしろさを思い出してくれればお店も潤うし本人も嬉しいという良い事尽くしです。

同じようなところでは、模型関係の趣味もこうしたサービスがあると良いですね。戦闘機やら戦艦やらパーツが多くて間違いやすく、しかも接着が困難な金属パーツなどもあったりしてつい投げ出してしまう事があります。その間に筆はパキパキになって接着剤は気化して無くなってとモチベーションが下がりまくることがあります。それもリカバーしてもらえば懲りずにまた難易度の高い模型に手を出す人がいるでしょう。(既にありそうですね。)

これが仕事となるとIT業界におかれましてはトラパパさんのブログで火消しの話を見かけることがある通り、他人がやりかけた仕事を引き継ぐという事が多々あります。ありすぎてもう嫌だという人がたくさんいるのではないでしょうか。そこに生きがいを感じて専門に請け負っている人もいれば、とっとと今の仕事を誰かに押し付けてとんずらしたいなと思いながら嫌々炎上確実なプロジェクトを推進している人もいるわけで、やっぱりおもしろい業界だなと思います。

yohei

« 2008年3月26日

2008年3月28日の投稿

2008年4月1日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

山口 陽平

山口 陽平

国内SIerに勤務。現在の担当業務は資金決済法対応を中心とした資金移動業者や前払式支払手段発行者向けの態勢整備コンサルティング。松坂世代。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
yohei
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ