« 2007年11月10日

2007年11月11日の投稿

2007年11月12日 »

ノラネコのエサやりに関しては、昔から賛否両論ありますね。
ノラネコのエサやり是か非か 全国各地でトラブル続発

「古川住民グループ」と名乗るエサやり派は、「やせ細った小さな命を見捨てることができない。迷惑は分かっているが、責任を持っているつもり」と主張。これまで4匹を連れ帰り、残ったネコのうち1匹には避妊手術をし、近くもう2匹もすると理解を求めている。これに対し、エサやり反対派は、「餌を運んでくる人の自己満足で野良猫が増え続けている。(中略)可愛がるなら家に連れて帰って」と訴えている。住民は、フンや異臭の被害を受けているという。」
双方の言い分に理があって、難しい問題だと思います。張り紙まで出して対立しているので、それぞれ真剣モードなんでしょう。

「 「地域猫」とは、1997年に横浜市磯子区で提唱され、2年後に同区のガイドラインにまとめられた考え方だ。磯子区生活衛生課によると、「特定の飼い主がいないネコの対応を何とかしよう」と同課職員や獣医師会、自治会などが相談して考え方をまとめた。「地域で世話をする人が避妊・去勢手術などネコの管理をきちっとすることを通じて、そうしたネコを減らしていこうというもの」(同課)だ。」
地域猫の話は知りませんでしたが、行政がガイドラインを示すのは、調整役としては妥当なことだと思います。お上意識が強いところでは、思いの外、効果があると思います。

「地域猫の考え方がなかなか浸透しない中で、東京・杉並区では07年10月、独自にエサやりのルールを決めた。エサをやる人には避妊・去勢をしてもらい、エサの残りやフンの始末にも責任を持ってもらう、自称「杉並ルール」だ。ルールが守られない場合は、条例による義務化も検討するという。実現すれば、地域猫が制度化されることになる。」
磯子区と同じように見えますが、義務化まで行くと行き過ぎだと思います。やっぱり、世間のことは世間が解決すべきであって、少しぐらいトラブルがあった方が、住民の方々の交流は逆に深まると思います。行政は、権力を振りかざすのではなく、トラブルの解決や後始末をフォローすればいいと思います。あまりに制度化を進めると、法令遵守が窮屈になり、逆に遵守意識が後退しなねない、と思います。

世間は個人で構成されており、世間を健全に保つには、個人間で折り合いをつける努力を続けていく必要があると思います。何のトラブルもない世間は、個性が失われ、恐怖政治が跋扈する社会であって、決して楽しいものではないと思います。

tsuji2005

« 2007年11月10日

2007年11月11日の投稿

2007年11月12日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP


プロフィール

辻 俊彦

辻 俊彦

ベンチャーキャピタリスト。専門分野は、メディア系、ITサービス系。

詳しいプロフィール

カレンダー
2012年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
tsuji
カテゴリー

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


Special

- PR -
最近のトラックバック
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ