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僕がソフトバンクグループに入社してから、ソフトバンク株式会社に転籍となり、退職するまで約10年。意識の中では20年以上いた感じですが(笑)、さまざまな学びがあり、今ここにこうしていられるのも、その時に学んだことが大きいのです。
ベンチャーのスタート時期
ベンチャー経営者とのコミュニケーション
僕よりずっと年下ですが、ある部分で尊敬しているベンチャー経営者に、サイバーエージェントの藤田晋社長がいます。藤田晋社長は、あれだけ大きくなったグループ企業を統括するうえで、自社のアメーバブログを活用しておられますね。書籍にもなった「渋谷ではたらく社長のアメブロ(以前は「ブログ」でした)」です。藤田さんは、ここで友人と釣りに行くといったことも書かれていますが、社内に向けて檄を飛ばすこともされています。日々のログであり、サイバーエージェントのファンや顧客に向けてのメッセージであり、社内コミュニケーションツールでもあるわけですね。取締役の方は、ときどき実名まで出てきますし。(笑)
表に出せない、例えば新規事業の内容はこういう場では当然書かないでしょうが、そうでなければイチイチ社内メールに切り替えたり、あるいは電話、面談などという手順を踏むほどヒマではないのですよね。
フォロワーシップとかメンバーシップという言葉があります。ラグビーの日本代表監督を勤めた中竹さんのインタビュー記事がありました。
強力なリーダーシップを持ったリーダーでなくても、フォロワーがそれぞれリーダーと同じ気持ちを持って考え、動けるようになれば、カリスマリーダーが率いる組織と同等、あるいはそれ以上の強い組織が作れると思っています。これが、僕がフォロワーシップ理論にこだわる理由です。
自ら考え、動ける能力はさまざまな企業で求められますが、ベンチャーの場合はかなり早期でそれを求めます。ところが先ほどのような経営者のブログを見ても、まともな反応が出来ない人もいたりするようです。
「えー、そんなことを人前で書かないでクダサイヨ〜」
そう思う人も、ベンチャーはやめておくほうがいいでしょうね。ベンチャーの経営者は、それぞれの事業を切り離して考えてはいませんから。どこでシナジーが生まれるか、どこで効率化(統合を含めて)を図るか、ということを、ずーっと考えていますから。
「ウチの社長は、なんでもブログに書いちゃうからなあ」
これもマヌケな話です。ブログに取り上げる価値があるからこそ書いているわけで、価値のないことは書かないですよね。また、叱咤をする内容であっても、書くだけ無駄なら書かないわけです。そして、自分が参加した会議のことなどがブログに取り上げられてもらえるようなことを提供できてこそ、そのベンチャーの社員としてのバリューを発揮できた、ということになるのだと思います。
石の上にも三年と言いますが、こういうベンチャーで5年、10年と勤めている人たちは、どこへ行っても強いだろうな、と思う人が多いですね。
※僕の友人、オーシャンブリッジ社長の高山さんのブログは、プロモーションを兼ねた報告ブログのような感じでしょうか。とても、文章が読みやすいので毎回必ず読んでいます。
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