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今朝は、朝カフェ次世代研究会で、永井さんが「ビジネスパーソンの出版戦略」というテーマで話してくださいました。永井さんは、このテーマで何回かお話されていますが、どんどんバージョンアップしています。昨日永井さんが、「ビジネスパーソン2.0」というブログを書かれていましたが、そこにも通ずるお話でした。この考え方、基本的に賛成。ただ、いわゆる「(社内で)仕事が出来ないと思われている人」は、どうなんだろう、と。少なくとも自分で気づいている場合は、2.0の手前、1.5みたいなことも考える必要があるかな、などと感じたり。

 
今朝の講演のポイントを僕なりにピックアップしてみました。
 
1.出版は出版社にとってビジネスであることを忘れてはいけない
これは僕が出版についてお話しする際にも申し上げているのですが、出版は我々ビジネスパーソンにとっては夢であったり、作品であるわけですね。ただ、出版社にとってはビジネスであり、商品(商材)なんですよね。それを忘れて、自分の意見だけを通そうなどということには無理があります。
編集者に夢を語ってもしょうがない。彼らにとって大事なことは「売れるか」ですよね。ビジネスになるのか否か。どんなに夢のある書籍だとしても、赤字では成り立たないわけです。「出版したい」という方の中には、この現実を理解できていないことが見受けられることがあります。
 
2.ビジネスで磨けることと、ビジネスだけでは磨けないことがある
我々ビジネスパーソンがビジネスを遂行する力、そこから得た経験は、出版する際にとても重要です。しかし、文章力はそこだけでは身に付きません。「僕はいつも社内で企画書や議事録を書いているので」というのとは違うのですよね。社内文書と社外、特に自分のビジネスとはまったく関係ない人が読んでも分かる文章を書くのとでは全然違います。これは社内だけでは学べない。
永井さんは、ひとつの方法としてブログを推薦されていました。フェイスブックや特にツイッターでは文章力を磨くのは難しいでしょうね。ブログ、それも僕のような短文ではなく、しっかりと文章を書く練習をしておくことが大事でしょうね。それでも、ブログと本が違う、というところもありますから、書いて学んでいく、ということも重要ですね。
 
3.社会から学んだことを社会や(世間の)後輩に還元していく
永井さんがGive backという言葉を使われていましたが、僕たちはともすると学んだことは自分だけで学べた気分になりがちです。でも、それは絶対間違っているのですよね。先輩や上司、そして会社があったから学べた。それを忘れがちです。
そして、そこで学んだことを自分だけのものにしない。きちんと還元していく、ということが重要だ、ということですね。これ、意外と自分だけで「ガメてる」人って多い気がしました。
 
4.発信することが社会に役立つ
これは3に繋がるのですが、日本人はプレゼンテーションが上手ではない、と言われますね。同様に、発信するということをしない人が多いです。ブログやソーシャルメディアでも、実名を出さない人ってすごく多いですよね。これは会社の問題もたくさんあると思います。後出しジャンケンで文句を言う企業が多い、という意味です。
日本IBMさんや日本オラクルさんでは、きちんとルールが出来ているそうです。決して、後出しジャンケンはしない。社員を信じ、社員が発信する責任は、社員に委ねる。そういうことが大事だと痛感しています。
 
永井さんは発信することの重要さについて、ライフネット生命の出口社長から学んだそうで、それをツイートしたら僕をフォローしてくださっていた出口社長からメンションが返ってきました。
 

その通りだな、と思います。パーソナルブランディングとかそういうことではなく、「個」が発信していく。単純にそういうことであり、そういう時代なのだとも思います。いくらいいことを考えていても、いくら素晴らしいことを身近で話していても、そこだけで終わればただの意見。発信していくことが重要なのですよね。

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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