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昨日は、iTunesで「阪急電車 片道15分の奇跡」という映画を観ました。主演の中谷美紀さんが大好きなこと、そして子供の頃から阪急電車沿線で育ったことなどということもあり観たのですが、電車の中をどう過ごすか、ということについて、いろいろと考えることが出来る素敵な映画でした。

僕が高校生くらいまでは、電車はあくまで移動手段。特に厳しくマナーについて言われた経験もないまま、大学はシンガポールへ。当時のシンガポールは、移動手段はバスとタクシー。あるいはマイカー。大学生としてのスタートはバス。大学がある地域は、シンガポールでも外れのほうだったので、街中に出てくるにはバスが欠かせない交通手段でした。

シンガポールでは、年配の方が乗ってくると若者は黙って立ち上がります。 (当時は)優先座席などは存在しませんが、年配の方、妊娠している方、そして見た目で分かるような怪我をしている(松葉杖など)方には、当たり前のように譲っていました。僕も自然とその習慣が身に付いて帰ってきたときには、結構驚いた事を覚えています。
優先座席と書かないといけないこと、書いても平気で座る若者がいること。最近では、さらにそこで携帯電話を操作している人が多いですね。電波が云々ではなく、マナーを守るという習慣のない人が少なからずいます。

僕は、電車に乗っていると、他人を観察していることが多いです。なんとなく、ついつい見てしまうのですよね。携帯電話を操作してている人もいれば、文庫本を読んで「ニヤッ」と片頬で笑っている人、新聞を小さく折り畳んで読んでいる女性(新聞を読んでいる人は、男性より女性に目がいってしまいます)、友人と歓談して大笑いしている高校生、参考書に赤い下敷きを挟んで一生懸命暗記している学生、座って眠り込んで隣に倒れそうになっている人などなど。

他人を観察することは、僕の移動時間の楽しみにもなってきています。なので、ベビーカーを押している女性がいると、ついつい手伝いたくなってしまう。お節介なんですが。

この映画を観て、改めて電車の中にはいろいろな物語があるのだろうな、と感じました。狭い空間に、大勢の人(路線によっては完全に定員オーバーだったり)が乗り込み、譲り合って過ごす時間。しかし、中には譲り合うだけの心構えを持てず、車内で大声を出して怒鳴っている人もいます。きっとその光景を見ている僕は、ものすごく残念な顔をしている気がします。

この映画に出てくる宮本信子さんのような、素敵なおばあちゃんに出会えるとうれしいな、と感じた週末です。あ!エイプリルフールだ。

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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