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20110304_104332_2 昨年から進めていたのですが、当社はApple社がiPad、iPhonenのみならず、Macを含めたApple製品導入時に、活用を含めたコンサルティングサービスを提供する、ACN(Apple Consultants Network)のメンバー企業になりました。

Apple Consultants Networkには、Appleや他社のソリューションにも精通したプロのサービスプロバイダ、ITコンサルタントが参加しています。参加メンバーは、オンサイトでのITコンサルティングをはじめ、様々なプラットフォームに対応した幅広い技術サービスとサポートを提供します。

 このようにご紹介いただける企業になれたことを、誇りに思うと同時に、さらに磨きをかけていかなくてはならない、と思う次第です。

 今後とも、イシン株式会社をよろしくお願いいたします。(宣伝ですみません)

kumaboo

 iPad2が発表され、今後も導入する企業はどんどん増えていくことと思います。あ、iPadのみならず、タブレット端末という意味です。

 僕がいろいろな企業の方とお話ししていると、「導入したいのだけど、社員がキーボードが必要だと言うんです」というご相談をいただくことがあります。iPadにはソフトウェアキーボードがありますが、
 
1. ソフトウェアキーボードだから入力しづらい
2. キーボードで画面が半分隠れてしまう
 
というところが、問題だということなんですね。中には、別途Bluetoothキーボードを持ち歩いている方もいるようですが、僕はそこまで必要とはしていないんです。
 
 むしろ、営業マンの仕事全体を見直す機会なんじゃないかな、と思っています。それは営業マンだけが考えるのではなく、バックオフィス系で出来ることはないか、ワークフローで見直すべきことはないか、といった具合です。
 
 iPadなどのタブレット端末のGPS機能を使って、MDMなどで居場所を探すことがでいますよね。あれを使って、日々の日報の中で「場所」「訪問先」という入力を減らすことも出来るわけですが、これは反対する人が多いようです。居場所を特定されたくないようなのですが、これだって上手に使えば便利な機能だと思うんです。行動を全部取っておくけれど、レポートに使うものは選択できるようにしておくとか。
 
 一人一台のPC配布という企業がほとんどかも知れませんが、PCが本当に仕事に必須なのか。それ自体を見直してもいいんじゃないかな、なんて思ったり。ソフトバンクテレコムが推進しているホワイトワークスタイルでは、営業マンはiPadだけ。社内では共用のシンクライアント端末が置いてあって、そこで作業するそうです。
 ま、社員の方の話では、良い点と改善すべき点があるようですが、それもやってみたから分かったことですね。やってみるという機動力が必要なのだな、なんて感じます。
 
 働き方の見直しは、決して簡単なことではないと思います。そこを経営層が強くコミットし、推進するプロジェクトメンバーのアサインが必要ですね。でも、やってみる価値のあることだと思う次第です。
kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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