« 2010年8月19日

2010年8月20日の投稿

2010年8月22日 »

 最近、たまたまコミュニケーションスキルの話題になることがありました。コミュニケーションスキルと呼ばれるので、ついついスキルにフォーカスしがちなんですが、そもそもコミュニケーションを図るために、何が必要なのかということなんですよね。
 コミュニケーションスキルが低いと言われる人って、相手の目を見ないとか、場の空気を読まないなんてことが多いと言われることが多いのですが、じゃぁなぜ相手の目を見ないのか、ですよね。

 坂本さんが「人前で話す時最大のコツは、聞き手の目や顔を見ること」ということを書かれていますが、その通りなんです。でも、なぜか人の目を見ないで話す人っているんですよね。
 よく言われることの一つに、自分に自信がない、ということがあります。たしかに自信がないと、相手の目を見て話しづらいですよね。極論ですが、ウソをついていると相手の目を見づらい。だから目を逸らして話すことになります。まぁ、ウソの得意な人という特例は置いておくとして。
 僕自身、元々はそんなに自信があるわけではないのですが、まぁこんな年齢になると多少は図々しくなって、ある一定のことには自信を持っていたりします。だから、相手の目を見て話すように心がけています。

 前職で「誰にも負けないものを作れ」という上司がいましたが、これも極端な言い方です。ただ、「誰にも」かどうかは別にして、自分が自信を持って出来ると言えること、あるいは自信を持って説明できること、何か一つあるだけでずいぶんと違うものです。
 そしてそれは、出来るだけ自分の仕事に関係あるほうが良いと、僕個人的には考えています。あまりに仕事に関係がないと、仕事の場面で自信を持ちづらい。そして仕事とは関係のない、自信のあるほうに逃避行してしまう。仕事ではない場面ばかりが楽しくて、そういう集まりにばかり力を入れることになってしまいます。しかし、それは本質ではないのかな、と。
 まずは仕事で自信を持たないことには、自分の生活水準も向上しないし、何より一日の多くを費やす職場で自信を持てないことになってしまいます。

 今日書いていることは、万人が出来ることではないと思っています。また、そんな簡単なことではないことも認識しています。しかし、何か自信のあることを身につける、そういう意識を持つことって重要だなと思うんですよね。

kumaboo

« 2010年8月19日

2010年8月20日の投稿

2010年8月22日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
tooki
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ