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川上さんも、北添さんも書かれている、六厘舎閉店のニュースを読んで。
僕個人的には、博多の細麺か、あとは中華料理が好きなので、おそらく太麺は合わないとは思いつつ、このニュースを読んでいました。
別の無職男性(63)は「店の近くで吸い殻がポイ捨てされているのを何度か見た」とするが、「最近は出前もしてくれたし、ラーメンは好きだったので閉店は残念」という。
吸い殻をポイ捨てしたり、通行の妨げになるような行列の作り方をしている個々人の常識の問題とはいえ、そのお店がなければそういう問題が起きない。たしかにそうなのですが、無くなったら無くなったで残念、でもあるときは文句を言う。まぁ、そんなものかなとは思うのですが、もっといい解決策はなかったのかな、と感じている次第です。
ラーメン店でも人気店だと、警備員を雇って行列を整理している店もありますね。僕の会社の近くには、玉ひでという親子丼で有名なお店があり、ランチ時は1時間待つのも当たり前のお店では、開店時にお店の人が案内しただけで、いつもと同じ行列が出来ています。
結局は商売をしているほうが考えることになるのでしょうけど、何かもっといい解決案って無かったんですかね。まぁ、通販で麺が売れているとか、他の店舗も売り上げが伸びているとかで、お店にとって苦情が出ている街で継続する意義を感じなかったのかも知れませんが。
出版してから、いろいろな取材対応も増えてきています。来週もいくつか取材予定が入っています。
取材を受けたときに、決まったように聴かれるのが、ノマドワーキングスタイルの普及について。外出の多いビジネスパーソンが、自社に戻らずに活動するスタイルは、果たして定着するのでしょうか。
これに関しては、実はすでに定着させている企業もあります。オフィスレスにして、必要な時にだけ集まる、といった具合です。保険会社もそうですし、それ以外の企業もあるんですよね。いわゆる営業会社は、オフィスレスもしくはオフィスを最小限にしている会社は少なくありません。そういう意味では、すでに定着している、とも言えるのかも知れませんね。
僕の周りには、いわゆるノマドワーキングスタイルを導入している人は結構いますね。例えば、丸の内にある会社で打ち合わせを行ない、その後日本橋のお客さんのところに行く。その間に2時間あるのだけれど、新宿にあるオフィスに戻るのは遠い。であれば、東京駅周辺のカフェにでも入って、そこで仕事をするとか。
そのためには、クラウドと呼ぶべきか分かりませんが、全てのデータを自分が持ち歩くパソコンに入れていない限り、オンラインで使えるサービスは必須になってきます。DropboxやGoogleAppsといったものを活用したり、その他のSI会社が提供しているサービスを使ったり。もちろんオンラインではなく、シンクライアント化させて自社システムを使うというのもあるでしょうね。
ただ、100%ノマドワーキング、つまりオフィスレスにしている人は、まだ絶対的に多くはないと思います。というか、そこまでしきれない、というべきか。名刺に書く住所だって必要でしょうし(バーチャルオフィスというのもありますが)、そもそもオフィスがないことに不安を感じる人は多いようです。また、時間管理などを含めて、上司など他の人に管理されないといけない人もいます。ノマドワーキングになった途端に、パチンコに行ったり、全然仕事に関係ないことの時間を費やしてしまったり。(これは今でもそうですかね)
若干脱線してしまいましたが、まぁ少しずつ普及している、というのが実態でしょうか。
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