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 iPadが手元に届くまで数時間。ワクワクしながら待っています。(苦笑)

 一説によると、現在日本にあるWebサイトの30%くらいがFlashを使っているとか。たしかに、iPhoneで見られないサイトは少なくありません。なかには次のページへのリンクもFlashになっているので、クリックすらできず。。。
 今朝の質疑応答でスティーブ・ジョブズ氏は「HTML5で」と言っていたようですが、まぁそうなるんでしょうね。ただ、HTMLである以上はすべての情報がHTML経由で・・・、といった愚痴はさておき。
 何を言ってもiPadでは、Flashで作られたサイトは見られない、ということに違いはありません。ただ、そうは言っても、「iPadで見られるようにしてよ」というサイトもあったりするわけで。

 僕の場合、動画サイトはiPad対応してほしいと思いますね。GYAOのように、IEにしか対応していないのは論外として(でも、Win7立ち上げて見ちゃったりするんですが)、個人的に見たいと思うのがNHKオンデマンドですかね。
 NHKオンデマンドは、最近ようやくMac対応してくれたのですが、それがFlashで解決したわけで。(笑
 先手を打って、iPadで見られるようにしてくれると、月額会員になっちゃうのにな、なんて思います。

kumaboo

 

Xperiaをいじりまくって感じたこと、というエントリーを書きましたが、残念ながらあれからあまり触っていません。時間的な制約もそうですが、方波見さんが取り組んでおられるようなスキルがない、というのが実情でして。(ま、WinPCもないんですが。)
 そのまま使うには、バッテリーがさほど持たないこと以外に、これはあくまで僕にとってですが、iPhoneと使い勝手が違うんですよね。一説によると、DesireのAndroidOS2.1になると飛躍的に変わるという話も聴きますが、デザイン重視の僕としてはXperiaのほうが好きなんですよね。
 あとは、手のひらが大きい僕としては、iPhoneは片手操作できるのですが、Xperiaはロック解除から片手ではできない。両手を必要とするんですよね。
 今まで片手で出来ていたことを両手を使わないと、というのは「う〜ん」という感じ。ま、一般的にはiPhoneも両手なんでしょうけど。

 Androidは進化中なので、ここで結論を出すということは必要ないと考えています。ま、それはiPhoneOSも同じですね。
 ただ、今のところ感じているのは、やはりハードウェアとソフトウェアをセットで設計しているAppleと、ソフトウェアだけを担当しているGoogleとの違いがあるように思えてなりません。
 ですが、どちらが良いという議論をするつもりではありません。ビジネスライフスタイル次第です。
 この用語は、僕が勝手に名付けた和製英語です。ビジネスのために購入するわけですが、ライフに影響があってはいけない。むしろ、ライフが快適になるようにビジネスツールを使いこなすことが出来ることを、ビジネスライフスタイルと呼んでいる次第です。
 ビジネスがデスクワーク90%以上の方であれば、どちらでも同じようなものかも知れませんし、僕のように外出80〜90%になる方だと、こっちがいい、といった使い方があるのかも知れません。それ以外に、スマートフォン(と呼ぶのが正しいかどうかはさておき、通信事業者のサイトで「スマートフォン」と書かれているので)が便利か否か、というものもあるのかも知れません。
 ま、それ以外に新しもの好き・・・もあるのかな。(僕です・・・)

 ということで、しばらく2台持ち歩きますが、Xperiaは人に説明するとき用、ですね。iPhoneがメインです。

kumaboo

 日本時間の今朝(というか深夜)、iPhoneOS 4.0が発表されました。詳細は、Gizmodoに書かれていますので、ご覧ください。(リアルタイム更新はこちら
 マルチタスキングを実現するために、後ろで動く機能を最小限にするテクノロジーが実現されているとのこと。これで、バッテリーの消費を最小限に抑えるようにしているようです。ここが難しかったんでしょうね。

 僕が気になったのは、iBook Storeです。iPadはKindleと違って電子書籍リーダーではないのです・・・が、電子書籍リーダーにも、なるわけです。ここが全然違うところ。これをiPhoneでも実現するとのことです。これはiPadのiBookを見た人なら分かると思いますが、ものすごいです。めくったページの裏側まで見せてしまうんですから。

 そしてここに、iAdという広告モデルを持ち込みました。松尾さんも書かれていますが、日本のモバイルゲーム企業を飲み込んでしまう勢いです。
 そして、アプリスペースの使い方も、フォルダベースに変わるようです。それにより、180しか無かったアプリスペースをフォルダに置き換え、今後は2160のアプリインストールすることが出来るようになるわけです。ものすごい数ですね。

 そして、僕が注目した法人使用に関して、です。

以前のiPhoneより、データ保護がよりよくなります。E-mailや添付ファイルを暗号化。 各アプリで使う暗号化のためのAPIは開発者に提供されます。 さらにワイヤレスでアプリ取得が可能。つまり今まではiTunesにつないでアプリをとってたわけですが、これからは各社のサーバからそれができるようになるわけです。 いくつかの交換アカウント、サーバサポート。さらにJuniperとCiscoよりSSl、VPNサポートも追加します。

 これ、すごくないですか。iTunes経由でなくてもいいと。これで企業で使うiPhoneは、PCに繋がなくても良くなったと言えるわけですね。

 夏には発表になるiPhoneOS 4.0が、とても楽しみです。
 
<参考記事>
iPhone OS 4.0プレビューイベント、質疑応答まとめ!(ギズモード・ジャパン)

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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