« 2010年1月1日

2010年1月2日の投稿

2010年1月4日 »

 昨年は、自分のPC環境を全てMacに移行し、Windows縛りが無くなって、だいぶ楽になりました。とはいえ、依然Outlookのリッチテキストでメールを送ってきた人に、iPhoneから返信をすると文字化けする、という問題は残っていますが。
 iPhoneも3Gから使い始め、3GSに移行して本当に便利になりました。会社のメールもiPhoneで受信しているので、読み落としも減りましたし、なんといっても大事なメールにすぐに返信することが出来るようになりました。
 ネット環境も、BBモバイルポイントとPocket WiFi、田舎にいけばb-mobileという取り合わせで、日本にいる限りはもう困りません。中国でも、中国移動のケータイがあり、中国移動の無線LANを使えれば、とりあえずは困らないわけです。

 さて、問題はここからです。いつでも受信できる、ということは、いつでも受信してしまう、ということでもあるわけで。僕がいつでも受信できるようにしているのは、僕の努力であるわけですが、「いつでも受信できるんだから、すぐに返信してくれ」みたいな無謀な相手がでてくる可能性もあるわけです。
 じゃなくて、本当に緊急なら電話がかかってくるでしょうから、そういう意味では、あえて受信しない時間があってもいいのだと考えています。つまり、ネットに接続しない時間です。自分で会社を運営していると、さすがに電話を切ってしまうことは難しいです。とはいえ、地下鉄移動など物理的に繋がらない時間帯もあるんですけどね。

 今年、僕が考えなくてはいけないと思っているのは、自分の時間を自分でコントロールする、ということです。
 前職にいた頃は、差し込みで仕事が入ることが多かったため、自分自身だけでしか出来ない仕事は、午前中に終わらせる。出来るだけ10時までには終わらせることをやっていました。だから、残業の多くは誰かの作業待ちだったり、誰かの影響であることが多かったんですよね。
 ところが、ネット環境がますます便利になるに従い、いつでもアクセス出来ることで、どこでも作業できるようになり、自分の時間を自分でコントロールしきれなくなってきた気がしています。これでは、何のために便利になったのか、と思ってしまうことがあります。

 ということで、今年はRSSリーダーも整理し、Twitterアクセス時間も制御し(これは当たり前か)、LANに接続しない時間を増やそうと考えています。もちろん、不便にならないことが前提ですが。

 年末年始のタスクリストを消化しながら、こんなことを考えているお正月です。
 
 あ、Twitterのフォローはお気軽にどうぞ!@kumaboo

kumaboo

« 2010年1月1日

2010年1月2日の投稿

2010年1月4日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
tooki
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ