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 僕の活動の中に、学生たちの就職支援もありますし、その逆に企業の採用支援もあります。相反するようですが、相容れないことにはいい採用=就職となりません。
 そこら辺の気持ちも含めて、わんとぴで「就活」を担当させていただくことになりました。(Twitterではこちらです)

 2011年の就活は、2010年より厳しくなるという話もあります。その一方で、いまいち欲しい人材を採用し切れていない企業も多くあります。また、今まで来なかったような大学から応募が来て対応に追われている企業もあったり。
 終身雇用の時代ではないとはいえ、不用意な転職はよくないでしょうし、まだまだ転職歴が多いことをよしとは認めない日本文化があります。(正しい部分もありますし)

 就活ということを、学生の視点、採用する側の視点の両面から追っかけていきたいと思います。

 ぼちぼちつぶやいていきますので、よろしくお願いいたします。

kumaboo

 小林さんが書評を書かれていた「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」を、僕も読みました。久しぶりに、2度読み直した本です。本の内容については小林さんの書評をご覧いただければと思います。(僕は興味深く読みました)
  この本の中に出てくる無料、フリーというものは、ネットビジネスに限ったことではありません。無料で提供している中に、有償化されていくものが出てくることは、他の業界にも通ずるものがありますよね。
 大事なことは、無料版と有償版の差をどうするか、です。無料版だからと言って、手を抜きたくないわけです。僕としては。これは、安いから手を抜くに等しい気がしてしまうんですよね。
 僕自身、無償でやっている「仕事」もあります。無償だから仕事じゃないとか、無償だから「これでいいだろう」というようには、あまり考えていません。むしろ、やるならちゃんとやる、やらないなら最初から引き受けない、といった優劣を付けていくことがいいのかな、という気がしています。

 もちろん、無料だけで生活は成り立ちませんし、同様に企業としても存続できません。そこは、最初にきちんとビジネスモデル、スキームを構築しておく必要があるわけですが、それだって予定通りにいくとは限りませんね。意外なところでNGになったり、逆に想定外のところで儲かる仕組みになったり。  
 僕としては、今後仲間と仕事をしていくうえで、そこだけははっきりさせておきたいと考えています。本物をやるんだ、と。「そこそこ儲かって、そこそこの規模で・・・」みたいなことじゃないな、と思うんです。    
 本物の仲間と、本物の仕事を構築していく。そういう自分でありたいな、と考えています。週末に書いたエントリーに繋がるんですが、そうすることで子供に恥ずかしくない仕事、自慢しなくてもいいけれど自慢できる仕事ができる気がしている月初です。

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

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