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 森戸さんのそもそも学習するという定義が間違っているというエントリー、キャリアを伸ばす人、キャリアを潰す人というエントリーを読んで感じたことです。

 僕自身、大学で死ぬほど勉強したので、就職したら勉強が終わる、なんて妄想を抱いていた気がします。で、社会に出ると勉強ばかり、という事実に真っ青。しかも自主的に勉強しないと、どんどん置いて行かれる。そんなことは、大学にいることには気付いていませんでした。
 30代になっても、40代になっても、未だに勉強をしなくてはなりません。なので、ある時から、勉強を楽しめるようになった気がします。

 一方、最近の若い人(あぁ〜あ、言っちゃった・・・)は、二極化されているように感じています。自ら学ぶ人、全然学ぼうとしない人のどちらか、です。(いかがでしょう?僕の思い込みなのでしょうか。)
 若い人と書きましたが、実は若い人に限らないです。むしろ僕が最近出会う若い人たちは、すごく学ぶ力を持っていることが多いです。(それは大学生とか大学院生だからでしょうか)ただ、社会人の人たちが、「忙しい」とかいう理由(理由なのか)で学ばなくなっている人たちがいるように思います。
 会社の教育制度とかのせいにしているケースも見受けますが、大事なことは自ら学ぶ気があるか、だと思うんですよね。これまた、腹を括る、のケースなのかも知れませんが。

 とまぁ、いろいろ書いてみましたが、問題は学ばない部下をどう成長させるか、だと考えています。成長させる気がないと、苦労するのは上司本人ですもんね。
 僕はこれには、一つのやり方しかない、と考えています。というか、このやり方しか知らない、というのが正解ですね。
 それは、部下にべったり張り付くことです。朝から帰るまで、出来れば飲みに行ったり。もちろん営業職なら、外出も同行。外部とメールのやりとりをするなら、必ず上司をCCに入れるようにルールづける。
 実務上は出来ることと出来ないことがあるかも知れませんが、出来る限りべったり張り付くことだと考えています。べったり張り付くことで、いろいろとその部下について見えてきます。そこで気になること、足りないと思うことを、都度ティーチングしていくのがベストではないかな、と。後で言われてもピンとこないかも知れませんし。

 皆さんはいかがでしょう?皆さんならどうされますか?

kumaboo

 たまたま夜中に目が覚めてしまい、深夜のバラエティ番組を見ました。そこにmisonoが登場していたんですね。で、自分の扱いについての話になっていました。元々歌手の彼女は、アーティストとして活動する場合、新幹線は普通席、またはタクシーだそうです。
 ところが、最近出演することの多いバラエティ番組での活動の場合は、グリーン車で専用車(ハイヤーもしくはテレビ局の社用車)で移動することになるそうです。
 「そういう違いがあるんだなぁ」と感じたのですが、ちょっと考えてみると、それらの経費のほとんどが、スポンサー企業の広告宣伝費で賄われているんですよね、たぶん。
 であれば、バラエティ番組でも我慢して普通席にしてくれれば、それだけコストが下がるんですよね。その下がったコストを、タレントとスポンサー、そしてテレビ局で山分けする、なんて考えはNGなんでしょうか。給料が安いとぼやいていたmisono本人の給料に還元することは、ご本人にとってはいい話なんじゃないか、なんて思ってしまいます。

 景気後退に伴い、一番絞られているのが広告宣伝費だという話も耳にします。テレビ局や広告関連企業が、こういったところに知恵を絞る時期に来ているんじゃないか、なんて余計なお世話を感じた今日この頃です。

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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