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大分大学工学部知能情報システム工学科が、知の創造プロジェクトという名称で、プロジェクト参加型教育を実施している。オルタナティブ・ブロガーの酒井さんが社長をされているアセンディアがプロジェクトの運営に協力されている。
その知の創造プロジェクトのメンバーの方々に、ソフトウェア企業側からの教育への期待についてお話しする機会をいただいた。アメリカのエンジニアと仕事をしたり、インドのエンジニアの活力を感じたりするたびに、日本のソフトウェア全体に危機感を感じていた。さらに、最近ソフトウェア開発を仕事として選択する学生(特にコンピュータ系の学生)が減少してきているという話を聞くに至って、やはりソフトウェア開発という仕事についての正しい理解を、就職活動のタイミングではなく、大学での教育の中でしてもらう必要があると思っていた。そのため、最近多くの大学で始まっている、プロジェクト参加型の教育は、良い動きだと感じている。
今回は、私の考えを話させていただくとともに、現在の大学での教育について私が理解する非常に良い機会であった。特にプロジェクト参加型教育が効果を出しているということを知ることができたことは、非常に良かった。コンピュータに触る機会を得ることが簡単でない時代では、どうやってその機会を得るかが問題であり、一種のハングリー感とそれを克服するというモチベーションがあったが、現在のようにどこにでもコンピュータが触れる環境では、逆にコンピュータ教育に興味を持たせること自体が難しくなっているようだ。プロジェクト参加型教育は、達成可能ではあるがチャレンジングなゴールを設定することで、ハングリー感を人工的に作り出していることと、試験やレポートのように、教授だけが見て成績を付けるのではなく、プロジェクトの成果が多くの人に見られたり利用されたりするということが、成果を出している理由だと思った。
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