« 2007年11月19日

2007年11月30日の投稿

2007年12月4日 »

2,3年前に飛行中の飛行機の中から携帯電話を使えるようになるという記事の記憶があったので、その後どうなったか気になって調べてみた。

最初に見つけた記事は、アメリカの話で、アメリカでは検討を進めていたものの、2007年4月に検討が終了したようだ。高高度で携帯電話を使うと電波が届きすぎて、電波の干渉の問題が起きる可能性があるため、当分見送りとなったようだ。

一方ヨーロッパ側では、話が進んでいて、"航空機内で携帯電話 - 「OnAir」を欧州航空安全庁が承認" という記事をマイコミジャーナルで見つけた。これは、航空機内に GSM 方式の携帯電話のアンテナを置くようで、個々の端末と直接地上の基地局をつなごうとしたアメリカ方式とは違うので、干渉の問題はおきないし、基地局が近くにあって携帯電話の電波のパワーも絞られるので、より航空機への影響が少ないらしい。ただ、この方式は GSM 携帯電話にしか対応していないので、そのまま日本に持ってきたら使えるというものではない。

もし、技術的な問題が解決したとしても、多くの公共交通機関での携帯電話の使用が制限されている日本では、飛行機の中での携帯電話の使用も歓迎されないであろう。一部の人のモラル上の問題を避けるために、多くの人が不便な思いをする仕組みには個人的には反対である。特に飛行機は天候などによる遅れが比較的多い乗り物なので、技術的に可能ならば外部に連絡する手段をぜひ用意して欲しい。

アメリカでは、飛行中の携帯電話の使用はできないが、飛行機に搭乗した後もドアが閉まるまでの間、また着陸後はすぐに携帯電話を使用することが許可されている。一度、搭乗した後に離陸までにかなり待たされるという経験をしたが、誘導路脇に飛行機を停止させた後、携帯電話を使用してよいというアナウンスがあり、多くの人が出迎えの人に遅れを知らせる電話をしていた。一般にアメリカの航空会社のサービスは、日本の航空会社に比べてよくないと言われているが、こういった本質的なサービスにおいては、アメリカのほうが優れているものが多いと感じている。

Katsushi Takeuchi

« 2007年11月19日

2007年11月30日の投稿

2007年12月4日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

竹内 克志

竹内 克志

電子機器のハードウェアとソフトウェアの融合を模索中。
日本およびアメリカで一貫してソフトウェアの製品開発を担当。ソフトウェアに限らずテクノロジー全般に興味を持つ。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年3月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
takeuchi
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ