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企業にとっての商標の普通名称化のリスクの問題については以前のエントリーで触れました。商標が普及するのは良いのですが、あるレベルを越えるともうその商品の一般的呼び名となってしまい商標の機能(商品出所表示機能、自他商品識別機能)を失ってしまうというリスクです(例としてはサンヨーが所有する「デジカメ」の商標などがあります)。
同じようなことがgoogleという言葉でも起きており、Google社が対策に乗り出しているというニュースがありました。googleをサーチするという動詞として使う形態("google someone"のように)が問題視されているようです(日本語で言えば「ググる」に相当するでしょう)。
一般的な商標管理の戦略としては普通名称化を防ぐのは当然なんですが、この場合はどうなんでしょうか?「ググる」というのはgoogleでサーチするという意味であって、一般にサーチ・エンジンでネット検索するという意味ではないですよね?ということで、googleという商標の出所表示機能は損なわれていないと思うのですが。
案の定、ブログ・コミュニティではGoogle社に対する反発が広まっているようです。商標に限った話ではないですが、従来からある当たり前の知財管理戦略を、シェアーすることが基本のネットの世界で適用してカルチャー的な衝突を招くケースが今後も増えてくるのではと思います。
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