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 ひさびさにビートルズから離れたGarageBand for iPadチャレンジ。今回は、ビーチボーイズの「Good Vibrations」。ビートルズ並みの怒濤の展開をする名曲ですが、その前半部分のみ。その理由は、トラック数が足りないから。正直、これでもトラック不足を補うためにいろいろ工夫をしているのですが、そのあたりの解説もしてみます。

 トラックは次のとおり、最大の8トラック:

・オルガン:KeyboardのSoul Organをベースに、バーを調整してスカスカな音に。Distortionはゼロ。リバーブをたっぷりかけて、オリジナルのサウンドに近づけました。
・ベース:これはSmart BassのLiverpool。ヴァイオリンベースのサウンドですが、この年代のはあらかたこれでいけますね。音量がでないのが玉にきずですが。
 これについてはひと工夫しています。実は、途中から三連の「デデデデデデデデデデデデ」というチェロが重なってくるのですが、これを、ベースの1トラックで代用しています。どうしたかというと、同じLiverpoolを使って別々のトラックで作成。あとで、2つのトラックを「結合」したのです。同じ音色の場合は、うまく溶け込んでくれます。三連のほうはチェロの低音なので、もっと硬質な音のほうがいいのですが、トラックが足りないので仕方ない。
・ドラム:本当はタンバリンを入れたかったんですが、なかったのでハイハットで代用。リバーブは深め。
・テルミン:これは、Appleのオリジナルデモにもこの曲が使われてたように、KeyboardのPitchモードを使うのに適しています。音色はできるだけシンプルなのを探して、リボンコントローラのような使い方をしました。ビブラートをかけるところは、奥の方に動かします。
 本来ならテルミン(学研のがある)でやれってことなんでしょうけど、技量が追いつかないのでw
 本家もスチールギターでやってるみたいですし:

・ボーカル:これでボーカルに使えるのは4パート。本当はフルートが加わるのですが、そこをコーラスワークで代用しています。そして、後半の、「I'm picking up good vibrations」以降はぜんぜんトラックが足りない状態に。グーッグーッグッのところで1トラックしか残っておらず、最高音は声も出ない(出せないことはないけど、近所迷惑になる)ので、カミサンに最高音を、3度下をぼくがハモって、1トラックに録音するという荒技を駆使(何度もやってますが)。
 コーラスで気をつけなくちゃいけないのは、音程もそうなのですが、発音のタイミングを合わせること。失敗したものでも、うまく分割して前後に動かしてやることでなんとかなる場合も多いです。ここのコーラスはそういった切り貼りの成果と言えます。

 最後は、ピアノが入ってくるのですが、もうトラックがいっぱいいっぱいなので、ハモって無理矢理終了。次のパートをやろうとするならば、新しいSongを起こして、そこでやらざるを得ないですね。

 あと、よく質問されるのですが、これまでにやったGarageBand for iPadの曲は、すべて内蔵マイクのみを使っています。けっこういい音で録れているんじゃないかな、と。録音は部屋の中だったり階段だったりベッドルームだったり、ぜんぶとくに防音のないところで。iPadの画面が見えるような状態で録音しています。

 次の展開としては、VOCALOIDでやるといいんでしょうね。BIg-Alに低音を、あとはルカ、Sonika、Tonioあたりを使うといいかなあ。

koya

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プロフィール

松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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